ノルマンディーオーナーズクラブ　２０１９募集馬　短評

※動画は公開されていないので、立ち写真での評価になります。

No.1 　フィアレスの18
馬体バランス良く、しなやかそうな首、そして程良い緊張感の感じられる尾の上げ具合は好印象です。
父の産駒は、背中を含めて硬い馬が多いので、上のクラスにいけるかは身体の柔らかさにかかっています。
母父のスペシャルウィークからどれだけ柔軟性を受け継いでいるかが鍵を握る印象です。

No.2   アンカジャポニカの18
豊かな腹袋、そして十分な容量のトモは好印象です。
ただ、それらの立派な上体に比べて首が細くひ弱さに写るので、成長とともにしっかりしてくれば力を存分に発揮できるかと思います。
また、頭の位置が高いのも気になります。

No.3   アルボランシーの18
胸前、上腕、そしてトモの筋肉量が目立つ１頭です。
伸びがある馬体ではないですが、ムッチリとしていて幅があり、重そうに見えるくらいが走る父の産駒の特徴が出ています。
首が短めで太いので、いかに後躯からの推進力でカバーできるかです。繋が立ち気味で柔らかさには欠けます。

No.4   エレガンテココの18
胴長で伸びある馬体でバランス良いです。
首の構造も良く、好印象です。
父は米国の新種牡馬チャンピオンの実績がありますが、産駒は平均的に腰に力が付くまでに時間がかかる傾向にあるので、２歳戦からというよりは本馬も長い目で見る必要がありそうです。

No.5   カネツスペシャルの18
馬体バランス良いです。
肩・繋の角度、首の構造も良くて好印象です。
全身から柔らかさが感じられます。

No.6   キョウエイハツラツの18
脚長でシャープな体型です。
トモの容量がもう少し欲しいところです。

No.7   サイレントソニックの18
馬体バランス良いです。
骨・関節がしっかりしており、筋肉量も豊富です。
トモの容量が豊富で、いかにもパワー・スピードが勝るタイプの馬です。

No.8    シャルマンレーヌの18
馬体バランス悪くないですが、前駆の動きが硬そうで、全身からの印象は可もなく不可もなくといったところです。

No.9   タマヒカルの18
胴詰まりの体型で、頭が大きく、首が短いです。
パンチ力に欠ける印象です。

No.10   トーセンフォーユーの18
脚長でシャープな馬体をしており、父とは異なるタイプです。
首、そして四肢がややひ弱に感じられるのが気になります。

No.11   ハルシュタットの18
馬体バランス良いです。
胸の深さもあり、トモの容量十分で、いかにもスピードタイプです。
大きな欠点がないのが本馬の長所です。

No.12   ブリュメールの18
馬体バランス良いです。
品のある顔、全身をまとっている適度な筋肉、そして父に非常に似ている背のトップライン（頭からお尻まで）は好印象です。

No.13   ミワノロマンスの18
どっしりとしていて、低重心の重量感のある馬体です。
太くて短い首が気になります。

No.14   モトヒメの18
しっかりとした骨・関節、深い胸、容量十分のトモは父の特徴を受け継いでいます。
首が太くて短めなので、後躯の推進力でいかにカバーできるかです。

No.15   ルーシーショーの18
馬体バランス良いです。
筋肉量豊富で目立つ１頭。
父のシルエットそっくりであり、馬体の特徴をしっかり受け継いでいるのが好印象です。

No.16   サビアーレの18
馬体バランス良いです。
トモの容量も十分ですが、飛節の位置が地面に近く、もう少し上の位置にあれば、より後躯の推進力を生みだせるので、そこが気になります。

No.17    シュヴァリエの18
決して伸びある馬体ではないですが、バランス良いです。
父ゴールドシップというよりも同じくステイゴールドを父にもつオルフェーヴルの型に近い印象。
スイッチが入ったら止まらなさそうな性格が垣間見れる目つきもこの父系を感じさせます。
飛節の折りが深そうで、腰の強さが鍵を握ります。

No.18   ディスティンダリアの18
肩が立っており（角度がキツイ）、トモの容量も足りないのでスピード力が感じられません。

No.19   パリージョの18
深い胸、容量十分のトモは良いですが、頭の位置が高く、首が短い点から前駆が窮屈に写ります。

No.20   ピッツネイルの18
馬体バランス良いです。
父の産駒は平均的に馬体は良く見えますが、やや奥手の印象があり、初年度産駒も現時点（９月末時点）で１５頭が中央競馬でデビューしていますが勝ち上がった馬はいません。
今後の産駒の傾向次第ですが、長いスパンで見る必要がある血かもしれません。

No.21   ファミッリアの18
馬体バランス良いですが、遅生まれにしても全体的に幼く、ひ弱に写ります。
今後どれだけ馬体のボリュームを増やせるかが鍵を握ります。

No.22   ヘヴンリーヴォイスの18
馬体バランス悪くないですが、柔らかさに欠け、飛節が小さいことからスピード力に欠ける印象です。身体も小さそうで迫力に欠けます。

No.23   ボンジュールメロンの18
低重心で筋肉量豊富な馬体で、いかにもパワー型のダート馬に写ります。
前膝がやや反っているので、そこは気になります。

No.24   マルーンドロップの18
伸びある馬体でバランス良いです。
しなやかな首、肩・繋の角度、深い胸、容量十分のトモと各パーツの構造も好印象です。

No.25   ミスサイベリアの18
馬体バランス良いです。
四肢がキャシャなのが気になりますが、ここまでの父の産駒の走る特徴である軽さは感じられます。

No.26   ラーストチカの18
父のダイワメジャーと母父のスウェプトオーヴァーボードを足して割って、半分半分の特徴が上手く出た印象です。
首が短めですが、重さはなく、そこまで窮屈な印象はないので、全身を上手く使った走りができれば、首の部分をカバーできます。

No.27    バチスタの18
馬体バランス良く、品のある顔も好印象です。
大きな欠点がなく、遅生まれでまだまだ馬が変わってきそうな印象です。

※作者　一口馬主マスターB
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