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【利益を出す馬券術・実践編】 確実に収支がプラスになる!!


前回、馬券を購入する際に的中の可能性を高くするためにはその時に最も妙味のある軸となるものに対して積極的に投資していくことをお伝えした。

そして、先週の「川田騎手の乗る1番人気馬」をその一例として挙げた。

先々週の時点(2/2)で、川田騎手が騎乗した1番人気馬は54%の確率で勝利していた。

競馬全体における1番人気馬の1着成績は約30%であり、ずば抜けた確率で勝利していることが明らかであった。

そして、先週の競馬番組が確定された後に出走予定馬と同騎手の騎乗する馬をチェックしたところ、

今週も妙味があると判断できた。

よって、以前お伝えした「利益を出す馬券術」を用いて、土曜・日曜と馬券を買い続けた。

川田騎手は2/8(土)と2/9(日)で一番人気馬にそれぞれ3回、計6回騎乗した。

私はこの全てに投資した。

上述した記事の中で、的中時の希望利益額をしっかりと設定したうえで馬券を購入する内容の大切さとその方法を解説したが、

その手順を含めて今回の6レースにおける実際の買い方と結果を解説していく。

まずおさらいだが、この馬券術の一番の長所は、

的中と同時にそれまでの損失金を無くし、純利益を生み出せる点である。

トリガミはまずあり得ない馬券術である。

そして、購入金額は以下の計算式で求められることをお伝えした。

(配当の希望額)÷(オッズ倍率ー1)=購入額

この公式の詳しい解説については、上述の記事を読んでいただけたらと思う。

(利益確保を恒常的にするための重要なカギとなっている変動範囲の調整値は敢えて今回は省いている。)

さて、実際の話に入っていくが、川田騎手の1番人気の騎乗馬のオッズ倍率は以下の通りである。

2/8(土)
3R  1.7倍
8R  2.6倍  〇
10R  3.0倍

2/9(日)
8R  1.9倍  〇
9R  1.4倍  〇
11R  1.5倍

(オッズ倍率の右の〇は的中を示している)

今年のこれまでの成績では、確率的には2回に1回の割合で勝つのだが、そのタイミングはわからない。

3回連続で勝って、残り3レースは負けることもあり得るし、

1レースごとに交互に勝つかもしれない。

なので、全てのレースの単勝馬券を買うことに決めた。

的中した時点で1万円の利益が生じるように馬券を購入する。

まずは、2/8(土)の3R。単勝オッズは1.7倍である。

購入金額は、

10000÷(1.7―1.0)=14285円。

よって、四捨五入して14300円を購入。

結果的にこのレースは勝てずに不的中。

次の8Rは、オッズ倍率が2.6倍。

前回までの損失金14300円に配当希望額の10000円を加えたうえで購入金額を確定する。

(14300+10000)÷(2.6―1.0)=15187円。

よって、15200円を購入。

結果は的中し、配当金額は購入金額15200×2.6=39520円

前回までの損失金14300円と今回の購入金15200円を差し引くと、

39520―14300―15200=10020円で、希望通りの純利益となった。

次は、10R。オッズ倍率は3.0。

購入金額は、10000÷(3.0―1.0)=5000円。

結果は不的中。

損失金5000円は、翌日の街頭レースに引き継ぐ。

2/9の8Rは1番人気が1.9倍。

よって、購入金額は前日の損失金5000円を含めて計算し、

(5000+10000)÷(1.9―1.0)=16666円で、16700円に確定。

結果は、的中。

配当額は、16700×1.9=31730円であり、それまでの損失金5000円と購入金16700円を差し引いて、

純利益は10030円

次いで9Rのオッズ倍率は1.4倍。

購入金額は、10000÷(1.4―1.0)=25000円に確定。

結果は、的中。

配当額は、25000×1.4=35000円で、購入金を差し引くと純利益はしっかり10000円

この時点で2日間で収支はプラス30,000円

最後の1レースを除いてここまでの5レースで3つ的中し、全体の勝率の割合の50%を超えたので、無理せず終了しても良い。

今回は有料予想にて次レースの11Rの1番人気アルジャンナを本命にしていたので、引き続き購入。

購入金額は、10000÷(1.5―1.0)=20000円。

結果は、3着で不的中。

しかし、落ち込む必要は全くない。翌週は翌週でまた妙味のある軸が出てくるので、

不的中であっても次回の購入の際にその損失金を加えれば良いので問題ない。

次回的中した際に損失金も返済される。

純利益を30,000円―20,000円=10,000円と考えてしまうかもしれないが、

損失金の20,000円はこの馬券術を実践している限り、先々必ず手元に戻ってくるので、この2日間の純利益は30,000円と考えるのが利益を出す馬券術である。

ただ、競馬は勝ち逃げが最も有効的とも言えるので、的中した時点でストップするのも一つの手である。

1回的中した際にその日の全ての利益希望額が配当されるように馬券を購入すれば、1度の的中で十分である。

ただ、1回の的中における配当の希望額が高ければ、それだけ購入金額が大きくなるので、そこは自身の財布と相談しながら決めれば大丈夫である。

1度の購入金額を増やしたくないのであれば、例えば1カ月単位での目標を設定して、少しずつ利益をだすように考えて、1度の購入金額を減らしていけば問題ない。


※作者 一口馬主マスターB
Twitter  → https://twitter.com/onemouthmaster2


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