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ノルマンディーオーナーズクラブ 2019 二次募集馬 短評


※立ち写真と歩様動画での評価となります。

No.28 タニノジャドールの18 (牡、父トーセンジョーダン)
馬体バランス悪くなく、前駆が勝った体型。
後躯の力が足りないわけではないですが、今後どれだけボリュームアップできるかが成績のカギを握ります。
父も首と前駆の筋肉量が凄く、トモもしっかりとしたボリュームがあります。
歩様は軟くも硬くもないです。


No.29 メイショウガザニアの18 (牡、父トーセンラー)
サマーセール取引馬(落札価格400万円(税抜き))。
馬体バランス良いです。
骨・関節の造りがしっかりしており、太めの首そして肩の周りに厚い筋肉をまとっており、しなやかさを感じるというよりは重戦車のようにスピードとパワーで押すタイプの印象です。
歩様は柔らく、踏着時に飛節がブレますが、トレーニングとともにしっかりとしてくれば問題ないはずです。


No.30 ユメザンマイの18 (牡、父バトルプラン)
セプテンバーセール取引馬(落札価格440万円(税抜き))。
頭の位置が高く、首が短くて、脚が短く、胴が長いというアンバランスに写る馬体。
飛節の位置も低く、後肢の駆動力を生み出すには難しいです。
歩様は硬くも軟くもないです。


No.31 クリアソウルの18 (牝、父スウェプトオーヴァーボード)
オータムセール取引馬(落札価格500万円(税抜き))。
小ぶりの体型で、セリ市では黙って歩けずパカパカとステップを踏み続ける状態でした。
気性面でやや繊細か。
歩様は硬く、前肢の出は悪く、後肢と腰に力強さがないのが気になります。


No.32 ゴールドルージュの18 (牝、マツリダゴッホ)
サマーセール取引馬(落札価格130万円(税抜き))。
スラッとした脚長の体型でバランス悪くありませんが、もう少しパンチ力が欲しいところです。
歩様は柔らかめです。


No.33 サニーヘイローの18 (牝、カレンブラックヒル)
サマーセール取引馬(落札価格400万円(税抜き))。
後躯よりも前駆で走るタイプであり、頭の位置が高く、歩様でも現時点で全身の連動性に欠ける点は気になります。
歩様は柔らかいので、如何に全身を使った運動ができるようになるかがカギを握ります。


No.34 サマーロコガールの18 (牝、アイルハヴアナザー)
馬体バランス悪くないですが、個人まりとした印象です。
繋の伸縮性、そして歩様から見られる全身の柔らかさは、硬い父とは異なり良いように写るので、化ける可能性もなくはないですが、現時点では馬体に身が入るのに時間がかかりそうです。


No.35 シンメイミヤビの18 (牝、父スクリーンヒーロー)
セプテンバーセール取引馬(落札価格540万円(税抜き))。
馬体バランス悪くないです。
柔らかく、しなやかさ感じられる歩様は好印象です。


No.36 スイートウィリアムの18 (牝、メイショウボーラー)
オータムセール取引馬(落札価格290万円(税抜き))。
可もなく不可もなしの馬体。
歩様も硬く、前肢の出が悪いのが気になります。


No.37 プラチナベールの18 (牝、父ロージズインメイ)
馬体バランス悪くありません。
歩様は柔いですが、人に引かれてようやく歩いてる感が出ており、だいぶ大人しい性格か。
もう少しシャキッと歩いてほしい印象です。


No.38 マイディアソングの18 (牝、父ディスクリートキャット)
セプテンバーセール取引馬(落札価格800万円(税抜き))。
セリ市当時、キャシャな身体つきで、カタログ写真とは異なる印象でした。
少しふっくらとした印象で今回の方が父寄りの身体に見えます。悪くなっているように見えない点は良いです。
馬体バランス悪くなく、歩様は硬くも柔らかくもありません。


No.39 ギタートウショウの18 (牡、父シニスターミニスター)
セプテンバーセール取引馬(落札価格500万円(税抜き))。
首が太く、胴が長い体型。
セリ市当時の時点でやや前膝が反っており、立ち姿から繋も立っており、前駆が硬めの印象でした。
歩かせると立ち写真ほど動きは硬くないですが、柔らかくはないので、しなやかさや俊敏性に優れるタイプではなさそうです。



※作者 一口馬主マスターB
Twitter  → https://twitter.com/onemouthmaster2


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