【馬券で勝つ方法】 適性＞能力を重視した見方

１歳時点での馬体の見方をこれまで解説してきたが、もちろん馬券に活かすことは可能である。

実際に馬体を考慮して、馬券を購入し、利益を出すことは非常に面白いことである！

まず、そこで重要になってくるのはその馬の「適性をしっかり把握すること」である。

グリーンチャンネルなどの競馬番組を観ていて、パドックで１頭1頭について解説者が話す場合、能力的なことに必ず触れている。

他にも競馬予想法は、個々の能力に焦点を当てているケースが多い。

スピード指数などを指標としたタイム理論は、それを能力値へ変換することで、

個々の馬の能力を知り、序列を付けて検討する考え方である。

この場合、序列の最上位を中心に馬券を買うのだが、導き出された馬はそれまでのレース（特に前走）での着順が良いことが多く、

それは自動的に人気がある馬を高評価することになりやすいと言える。

これらのように序列を付けて、馬券を買う方法は否定できないし、有効に活用して成功している人もいるはずである。

しかし、トータルで勝つことを考えたら、この方法で勝つことは難しい。

なぜなら、これでは「オッズの妙味」を活かしきれないからである。

馬券で勝つことに必要なことは、

ローリスクな中でいかに配当の付くものを買って勝つかである。

そこで、題名にもなっているが、適性を見極めて馬券を買っていく方法は有効である。

競走馬は、舞台が変わるのが当たり前の世界で走っており、

走る舞台を得意とする適性が無ければ惨敗することは少なくなく、

それは仕方のないとこである。

ただし、前走まで適性がない舞台で惨敗を喫していたとしても、

自分に合う適性が整ったら、平気で巻き返してくる。

つまり、惨敗によって今回評価を下げて、オッズが高くなっている穴馬を狙うことができるというわけである。

『前走が惜敗で人気が低下→今回、適性の高い条件に変わり巻き返す。』

しかし、これはむやみやたらに穴馬を狙うのではなく、馬体・血統面等を含めて正確な適性を重視した方が有利である。

※作者　一口馬主マスターB
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