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"What was the message that you got?" 大坂なおみ選手の胸を打つ言葉たち

全米オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手。人種差別や警察による暴力で死亡した黒人犠牲者の名前を記したマスクをつけて試合に臨み、大きな注目が集まった。

この行動に関して彼女が発信してきたシンプルでストレートな言葉たちに、胸を打たれ共感した人々も多かったのではないだろうか。
ここでいくつかを紹介したい。

"Before I am a athlete, I am a black woman."

アスリートである前に、私は黒人女性です。

大坂選手がインスタグラムに投稿した文章から。ぜひ全文を読んで欲しい。日本語訳をツイートして下さった方がいるので参考に。


"Seven is not enough"

I have seven and it’s quite sad that seven is not enough for the amount of names. Hopefully I’ll get to the finals and you’ll see all of them.
マスクは7枚用意しています。悲しいことに、7枚では被害者全員の名前の表明には足りない。決勝戦まで進み、7枚全て見てもらいたい。


"What was the message that you got?"

(7枚のマスクで伝えたかったメッセージは何でしたか?との質問に)
What was the message that you got? (That) was more of the question.
I feel like the point is to make people start talking.
あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?というのがより大事な問いです。大切なことは、人々が議論を始めるきっかけとなること。


"We have to be anti-racist."

Being “not racist” is not enough. We have to be anti-racist.
「人種差別主義者ではない」というだけでは、十分ではないのです。私たちは「反人種差別主義者」でなくてはなりません。

大坂選手によるオピニオン記事(2020年7月1日)からの言葉。
全文の日本語訳はこちらのサイトに。



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