地元が観光地であること。
どうも、こんにちは。
ナミマです。
今、大学生としては初となる春休みを迎えています。それが始まると共に18年間過ごしてきた所謂「地元」に戻ってきました。今日でもう20日くらい経つのかな。本当にこっちは過ごしやすくて最高です。特に海が最高なのです。今回の画像も夕焼けの写真にしました。
今日はそんな話をします。
僕の地元は、県内の中でも一番の観光地として扱われ、シーズンになると県内県外問わずあらゆる場所から人が訪れるような場所です。そんな一面に僕も地元民として少しだけ誇らしいと思っていた部分もありました。
その反面、近所のお気に入りの店に行っても人だらけだったり、通学に使っていたバスにも人がごった返して座れない時もあり、うんざりすることが大半でした。それと同時に自分自身が地元の観光地に行くことも無かったので、有難みが余り感じられていませんでした。そしてどんどん不満を募らせていきました。結果、「早く地元から出たい。こんな田舎はもう嫌。」と強く感じるようになりました。その気持ちを保ち続け、大学受験では第一志望には届かなかったものの浪人するのは地元から離れられなくなるという理由で諦め、やむを得ず滑り止めに進学することになりました。
その時は、観光地に住む人 という視点からしか住んでいる場所に対して見ることは無かった気がします。今思えば、当たり前の感情だったのかも知れませんが。
今、別の場所に住み始めて1年が経とうとしていますが、漸く地元を観光地として見れている気がします。その一番の理由は、大学の友達が僕の地元を全力で褒めてくれたからです。その子は家族で毎年遊びに来てくれていたそうで、とても楽しかったと熱く語ってくれました。そして最後にはそこに住んでいる貴方はとても幸せ者だと、地元であるだけの僕をそのように言ってくれたのです。それが何故か凄く嬉しかったのです。嫌いなはずなのに。
それは、今まで「嫌い」だと思っていた場所のイメージがぱっと移り代わった瞬間でした。あの感情は今でも覚えています。
久しぶりに地元に帰ってきて近所の海を見た時に初めて心から、ここが地元でよかったと思えました。日光と反射してキラキラ光る水辺、真っ白な砂、、、あのとき少しだけ頬に水が流れた理由はまた来週話すとしますか。
ということで今回はここで終わらせていただきます。来週はこの前地元で撮った写真でその時の感情や状況を表した言葉と共に、展示会っぽく纏めた記事を公開したいと思います。お楽しみに。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。それでは。
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