出産なめてた

だけど赤ちゃん滅茶苦茶可愛くて面白い。


① 計画分娩→無計画!

あらゆる医療技術を尽くしても、最後は赤ちゃんのタイミングで産まれます。狙った日に産めなかった笑 初産ということもあり、人工破水をしてから29時間くらいかかったかな…。うちの子はいつ産まれてもOK状態だったのに、胎内ですやすや眠るばかり&あまりに出て来なかったので、助産師さんに(物理的にお腹の上から手で圧をかけられて)押出されました。母体、出血多量で危なかった!

② 完全無痛分娩→無痛じゃない…!

無痛じゃなかったと言い切るとなんだか語弊がありそうですが、無痛じゃなかったら死んでいたのでは?と思うくらいにはお産は命がけでした。

無痛じゃない時間: 寝返り打てないことによる身体の痛み、麻酔が切れてくる頃の陣痛(→深夜、麻酔が切れるたびに1時間おきに痛くてナースコールするもののあまり眠れず)、産むときに圧されるお腹、後陣痛や産んだあとの傷口(出産が終われば麻酔追加はできない)、発熱や頭痛、出産後の諸々。


立ち会い出産、「産む本人以外は何もできない」「夫は役に立たない」と言われがちですが、麻酔が効いた状態での長期戦になるとそうでもなかった。(麻酔で足が動かせなかったので)寝返りや姿勢を変えるために足を移動してもらったり、目薬とってきてもらったり、音楽選曲してもらって耳にイヤホンつけてもらったり、ウェットティッシュとってもらったり、産んだ直後(出血多量で凍えていたので)毛布をかけ直してもらったり、車椅子に移るときに介助してもらったり(遠慮なく掴みやすい)。

あと一番助かったのは、「気になることは、ナースコールして躊躇わずに聞くようにしよう」と声かけてしてもらえたこと。私はついつい不快なことや痛みを我慢してしまう癖があったので(特に、体力が落ちて気持ちが弱ってくるにつれて、人に物事を頼みづらくなるので)、自分のわがまま(=痛い、等)を伝えやすいパートナーが横にいるのは大変ありがたかった。実際、4時間ほど陣痛の痛みを我慢して発熱してしまっていたりしたが、「麻酔してるのに痛い」と素直に伝えられたことですぐに対応してもらえた。産んだ直後も後陣痛が辛くて、赤ちゃんを抱く余裕がない状況だったが、パートナーに色々と伝えるなかで「赤ちゃんに触りたい。麻酔追加できないのは知っているが、どうしても会陰の痛み止めがほしい。」という気持ちの言語化ができた。(少しだけでも赤ちゃんに触れておけてよかった、と今となっては心からほっとしている。なぜならうちの子は、産後数時間で一過性新生児多呼吸でNICUに救急搬送されてしまい、そのあと数日会えなくなってしまったから!)


というわけで、看護師さんにお願いしてもいいけれど、なんとなく躊躇ってしまう、というかゆい部分に手が届く。パートナーに、自分の苦しんでる顔なんて見せたくないな…なんて気持ちも初めはあったけれど、産んだ直後はそんなこと考える余裕がなくなるから大丈夫。結論としては、立ち会い出産、パートナーがいたほうが気楽かと思う。

殴り書きみたいになったけど、備忘まで。

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