業務の型化

思考・議論の3ステップ

思考・議論を論理的かつ生産的に実施するためのステップ(能力)は以下の3つと考えている。

  1. 構造化

  2. 論点整理

  3. 仮説提案

1. 構造化

物事を深く考えているときや、打ち合わせの議論で一番最初に必要になる論理的な思考能力は「構造化」だと考えている。構造化とは簡単には各記述の関係性をもれなくダブりなく(MECEに)樹形図で表現することである。思考や議論を構造化せずには、議論を広げることや深めることがランダムでなされるだけであり、論理的に必要十分な結論を得ることはできない。

例えば議事録1つとってもbullet pointはインデントを使用して構造化されているのが良く、すべて並列に記載されている場合は構造化されているとは言えない。

ダメな議事録の例

  • aaa

  • aaa1-1

  • aaa1-2

  • bbb

  • ccc

良い議事録の例

  • aaa

    • aaa1-1

    • aaa1-2

  • bbb

  • ccc

2. 論点整理

論点とはつまり、各シナリオ(選択肢)を樹形図で表現した場合に、根本(上下に描いた樹形図の上端)に近いシナリオ分岐点のことである。その先のシナリオの遷移に最も大きな影響を与える部分を最初に論点として議論することで、シナリオの幹に当たる部分に焦点を当てて議論することができ、その先の枝葉末節の不要な議論を避けることができる。

3. 仮説提案

論点を整理できた場合、あとはその論点(シナリオ分岐)のどちらが最も望ましいシナリオであるかを提案する事が重要である。論点を挙げたが仮説提案及び判断を他者に丸投げするようでは仕事として不十分と考える。どんなに専門性が及ばない領域であったとしても、自身の能力やネット・AIを駆使して自身が考える仮説(プランA、より望ましいシナリオ)を提案することが望ましい。

解決策を伝えるためのステップ

  1. 背景

  2. 目的

  3. 手段

  4. 期待する結果




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