見出し画像

【ノルウェー/世界遺産フィヨルドクルーズ】圧倒的な自然の力を前にして。


ヨーロッパへ入って3日目。目的地の一つである、世界遺産フィヨルドへと向かいました。

ベルゲンからフィヨルドクルーズの出発地点:グドヴァンゲンまでは約2時間。ベルゲン→ヴォス→グドヴァンゲンと移動していきます。

9時前にベルゲンを出発。シナモンロールとコーヒーを買って電車へ乗り込みます。何度も読んだガイドブックを読んで「これからこの景色を見に行くのか」と未だに信じられないでいました。


ヴォスへ着くと、バスへと乗り換え。しかし次のバスが出発するまで45分ありました。ふらふらと散歩していると、教会を発見!素敵な外観だなと写真を撮って右手を向くと、そこには美しい湖畔が広がっていました。


「あれ?もうフィヨルドだっけ?」と勘違いするほどの光景。何度も写真を撮り、時間限界までぼーっと何も考えずに過ごしました。


しばらくするとバスがやってきたので、乗り込みました。乗り換え電車の観光客を待ってから出発。バスから見える景色も山が近くてきれいでした。最初は滝を見たりして楽しんでいたのですが、次第に道が細くなっていきます。バス1台がようやく通れるくらいの広さ。カーブのときはすれすれを走っていました。(プロってすごい)


でもそこから見える景色は、想像する桃源郷のイメージそのものでした。山には雲がかかっていて一層幻想的な景色を作り出していました。

そうこうするうちにグドヴァンゲンへ到着。車を降り、お土産屋さんを抜け、外へと出ます。すると、そこには想像以上の景色が広がっていました。

圧倒的でした。それは強さなのか大きさなのか何なのかよくわからないですが、ただただひたすらに圧倒されました。人間が犯してきた自然への冒涜なんて関係ないと言わんばかりに、ただそこに存在していたのです。

自然の力に圧倒されていると思ったよりもすぐに出航の時間となりました。列に並び、フェリーへ乗り込みます。1階は荷物置き場、2階と3階に椅子があって自由に座れるスタイル。適当な場所を探して、座り、出航を待ちました。

汽笛からボーっと音を立てて、船は動き出しました。両脇に山が続く湾を船は進んでいきます。山の景色が水面に反射して、きれいに映し出されていました。様々な場所で水面を撮り、山を撮り、滝を撮りました。(ついでに頼まれることが多く、人もいっぱい撮った。そして構図を変えて撮ったら「wow!」と嬉しそうに言われてものすごく嬉しかった初心者すぎる初心者)

でもさすがに2時間も船の上にいるので、1時間が経ったあたりからだいぶ飽きてきていました。船の中には簡易なカフェがあってそこで暖をとれたりも。(ちなみに船の上はびっくりするくらい寒いので、もしいくことがあったら考えうる最大限の防寒対策をとっていってください)

途中から、日本人の方とひたすらおしゃべり。ヨーロッパ旅行に慣れている方で色々とお得な情報も教えてもらって。そうこうしてたら、目的地のフロムへ到着。船を降り、宿へと向かいました。

そして翌日の朝の散歩が今までの旅の中で一番テンションが上がったのですが、それはまた次のお話。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?