ドッグサロン経営に関するnote版ビジネス書を発売しました
齋藤、まさかのビジネス書を書く…の巻
先日、とある同業者の方からzoomでの相談を受けました。
SNSを通じて僕の活動をチェックしていただいているという珍しいお方です。
内容はというと、One for Dog のおかしなビジネスモデルからご自身の活動に何かヒントがないか?というこれまた珍しいご相談でした。
とはいえ終始スムーズに、それでいて熱く語り合うことができたわけですが、思いの外うまく話を運べたなというのが今日の本題です。
以前から自分自身の活動や想い、カッコつければビジョンめいたものをうまく説明できなかった僕なのですが、ここ数週間かけて取り組んでいたあることのおかげで、かなりまとまった話ができたんです。
それが「ビジネス書」の執筆。
“おいおい齋藤、ついにとち狂っちまったか!
お前はまだ何も成し遂げちゃいねぇだろ!?”
と、言われる前にツッコんでおきます。
はい、百も承知でございます。
ただ、これには深い訳があって…
実はOne for Dog を手伝ってくれるようになったデザイナーさんと、久々にお会いした際にこんなことを言われたんです。
“おいおい齋藤、そりゃお世辞だろ!
お前はまだ何者でもないだろよ!?”
と、言われる前にツッコんでおきます。
はい、三百も承知でございます。
ただ、お付き合いのあったコピーライターさんとのお仕事を通じて、言葉の素晴らしさを学びまくったのも事実。
毎月リクルートの制作さんと夜中までキャッチコピーを練り上げていたことも事実なんです。
その恩恵は確かに受け取っている…
noteでの記事もまた、そのおかげかもしれません。
とはいえ、自費出版するまでの資金も体力も時間も、それこそ影響力すらないことから、「気が向いたら…」と茶を濁したわけですが、冒頭のようなお話が多くなってきたこともあり、改めてOne for Dog を、そして自身の活動を整理整頓しようと思ったんです。
そこで書き慣れた「note」であれば、誰の手を煩わせることもなく、気軽に執筆できると考えました。
そうして数週間…
鋏よりもマウスを握る方が多くなってるんじゃないかと思うくらいの時間を費やした結果、20,000文字を超えるビジネス書めいたものを書き終えることに成功しました。
『100年トリマー』
〜持続可能なドッグサロンを目指して〜
そんなわけでの電子書籍。
その全貌がこちらです。
こんな感じになっています。
なぜドッグサロンでありながら「しつけ教室」を開くのか、「これから犬を飼う人の相談会」や「はじめてトリミング」を行うことでお店はどう変わるのか。
特に、お手入れ教室に関しての想いや歯痒さめいたもの、誤解されていることを伝えたい気持ちが強かったかもしれません。
手前味噌を樽ごと持って言いますが、そもそもお手入れ教室の成功事例なんていたる所にないわけで、「これぞお手入れ教室の最適解!」的なノウハウを共有しているところもオススメです。
ついでにちょっと掘り下げちゃいますが、お手入れ教室が上手くいっていないサロンさんを見ていると、「自分がトリマーである故の落とし穴」にハマってしまっているケースが多いです。
自分ができること、学校で学んできたことが手札にあるので、そこから手頃なカードをきってシステムを作っていたりします。
ただ、これでは上手くいかないんです。
決して自慢なんかではなく、僕(僕ら)もそうだったから。
そうなんです、僕自身も前職場で飼い主さん向けのお手入れ教室を立ち上げ運営していく際に、ここを見誤ってしまい相当苦労しました。
とはいえ、その環境もまた僕が恵まれていたところ。
もともとプロトリマーの育成に携わっていたことで、日頃から教本を作ったりカリキュラムを作ったり、いわゆる学びの組み立てをしていたからです。
その結果、トリマーの技術を安易にお裾分けするようなものではなく、体系的なコース設計、すなわちトリミングスクールをスケールダウンしただけではない仕組みじゃないと、上達へは導けないと気付きました。
もちろん、この結論に至るまでには僕だけではなく、多くの講師陣や学校関係者の知恵が踏襲されている影響も大きいです。
そんなノウハウが詰まった1冊。
僕がバトンを受け取ったように、少しでもお手入れ教室に興味がある方へ、この結果を共有できればと思っています。
オンラインサロン「愛犬文化Labo」
そうそう、ちょっぴり気になる「特典」も紹介しときますね。
実は、オンラインサロン「愛犬文化村」とは異なる業界関係者だけのオンラインコミュニティをDiscord(ディスコード言いまんねん)で作っちゃいました。
#そもそもこの一行からよく分からないという方にはオススメです
それが「愛犬文化Labo」。
こちらへ参加するためのドレスコードが「100年トリマー」の購入だったりします。
話すと長くなりそうなので、記事の文末に紹介動画や参加方法を載せています。
気になる方は覗いてみてくださいね。
初のビジネス書めいたものの販売を開始しました
ということで、こんなにも歯切れの悪いローンチを未だ目にしたことがない齋藤ですが、謎のビジネス書がこちらです↓
なお、冒頭の1章は無料でお読みいただけます。
なるべく難しい横文字を使わず、面白おかしくえげつなく書き上げました。
#最後はちょっと泣いてます
最終チェックをしてもらったところ、
とのこと。
これまでのnoteには載っていない内容ですので、同業者さんのみならず業界の行方が気になるという愛犬家の皆さまも、ぜひお手にとってみてくださいね。
無料オンラインサロン「愛犬文化村」
愛犬文化村では無理なメンバー間の交流などは必要とせず、基本的に毎日齋藤が更新する記事を読めるというありがた迷惑なサロンです。あくまで One for Dog に何らかのご縁がある方が対象なので、告知をしておいて誰でもご参加いただけないというツンデレサロンですが、One for Dog の活動を応援していただけるという方は是非一度覗いてみてください!
講演会のご依頼はこちら
学校や企業様からのお声がけにより、犬と人に関わる様々な講演をさせて頂いております。犬を飼う前に知っておきたいことや楽しくためになるワークショップ、小学校でのPTAスクールや中学校での職業講話、従業員さまの福利厚生などお役に立てる機会がございましたらお気軽にお問い合わせください。
仔犬を迎えるその前に、家族会議をしませんか?
先輩飼い主さんが抱えている悩みのほとんどが仔犬を迎え入れる前に解決できたことを知っていますか? ペットショップへ仔犬を見に行くその前に新しい家族のことをきちんと話しておきましょう。
One for Dog のラジオ放送「One for Dog Radio」
One for Dogにご縁のある皆さまへ音声メディアを通して犬に関わる様々な情報を放送しています。ライブ配信では「これから犬を飼う人の相談会」も収録しています。愛犬とのお散歩タイムにでもお耳を拝借できたら幸いです。
ワクチン未接種の子犬だけを対象としたサロンデビュー参観を行っています
実際にトリマーが行なうグルーミングを間近で見学しながら、お手入れのことやサロンの選び方などトリミングに関する基礎知識を学ぶことができます。毎回一組限定の完全貸切制なので、はじめて愛犬を迎え入れるという新米飼い主さんにオススメです。トリミングサロンがはじめてという愛犬をご家族みんなで知識を得ながら見守ってあげませんか?
愛犬が嫌がらないブラッシングの方法を無料で公開中!
「ウチの子はブラッシング嫌いで…」「お顔を上手く洗わせてくれなくて…」
愛犬がお手入れを嫌がる理由のほとんどは自己流になってしまったやり方にあります。大切な愛犬のためにも今のうちから学んでおくことでいざというときの助けにもなります。この機会に正しいお手入れの方法を学んでみませんか?
ネットショップ「One for Dog BASE店」もオススメです
お手入れ教室に通いたいけど時間がないという方や、そもそも通える距離にないという飼い主さんに向けた「愛犬のお手入れをオンラインで学べる講習会」や、仔犬のうちからきちんと犬のことを理解してあげたいという飼い主さんに向けた「愛犬のしつけがオンラインで学べる講習会」、「プードルのことだけ学ぶ講習会」といったアーカイブ動画を販売しています。加えて、愛犬のお手入れを本格的にはじめようという飼い主さんに必要な道具一式をプロが見繕い、使い方動画をセットにした「はじめてのお手入れパック」やオススメコンテンツをセットにした「新米飼い主さん応援パック」の販売もはじめました。最近では、プロトリマーが実際のモデル犬でお手入れのやり方を実演する「お手本動画」など多数商品を取り揃えています。ご興味のある方は一度覗いてみてください。
「elu」でデジタルコンテンツを販売しています
トリミングという日常を記念日として動画にしました。ご家族みんなでお楽しみください。尚、撮影と編集がやたら大変なものでオーダー制にてご購入いただけます。宣伝しておいて何たる消極的なご案内ではありますが、ご希望のお客さまは事前にご注文くださいませ。
ということで、今回はこの辺で。
それでは皆さま素敵なドッグライフをお過ごしください。
One for Dog 齋藤でした!
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