(メモ)ポーターの競争戦略

提唱はマイケル・ポーターさん。ハーバードで史上最年少で正教授になった経済学の超有名人。5つの競争要因(ファイブフォース分析)と3つの基本戦略による理論。

5つの競争要因は「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」という3つの内的要因と、「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因から成り、5つの要因から自社が置かれている競争環境を明らかにするのがファイブフォース分析。

3つの基本戦略は「コストリーダーシップ戦略」=コストダウンにより市場占有率を高める、「差別化戦略」=自社製品の独自性により競争企業に対する優位性を示す、「集中戦略」=ターゲット(顧客、製品、市場)を限定し、コストダウンや差別化を図る。

5つの競争要因それぞれに対して、3つの基本戦略の適用を考え、攻めや守りの起点とする。ポータ曰く「参入障壁となっている主要因を無力化するか切り離す」ことができるか否かが、勝負の分かれ目。

マクドナルドが仕掛けたハンバーガーのコストリーダーシップ戦略下で差別化戦略で生き残ったモス。同じくユニクロの低価格に主婦層に集中したしまむら。コストリーダシップ同士がぶつかる牛丼。などわかりやすい。

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