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私の本業である屋根について書きたいと思います


コロナでも梅雨でも台風でも屋根は劣化していきます。

今回は本業である屋根について書いてみたいと思います。


屋根の点検は必要?どれくらいの頻度ですべき?


自宅の屋根は、太陽の光はもちろん雨や風・雪にさらされ続けています。

そのため築年数が経過するにつれ、どうしてもメンテナンスが必要となってきます。

しかし実際に屋根の点検は必要なのか、する場合はどれくらいの期間で点検すべきなのかは、あまり知られていません。

今回は屋根を点検する必要性とその間隔について紹介していきます。


屋根メンテナンスの必要性


屋根のメンテナンス、と聞いてもどのようなメンテナンスが必要なのか、具体的に思い浮かぶ人は少ないと思います。

屋根瓦は経年劣化し、やがて雨水が屋内まで侵入するようになったり、屋根瓦そのものが外れて落下するなどの危険性が潜んでいます。

トラブルが起こる前に、定期的な屋根の点検を行い、プロの目で見て必要に応じたメンテナンスを施すことが大切です。


点検を行う頻度を素材別に解説


屋根瓦といっても、粘土瓦をはじめセメント瓦、スレート素材などがあります。

それぞれ劣化の進度が異なるため、代表的な屋根瓦の素材別に、点検を行う間隔を解説していきます。

粘土瓦

粘土瓦の場合、築30年ほど経過したら点検の頃合です。

地震や台風などによって粘土瓦がズレることもあるため、点検をして必要であれば粘土瓦の位置などを修正、修理します。

粘土瓦そのものは40年以上の耐久性と言われますが、瓦より先に防水紙が痛むため10~20年ほど経過したら点検することをオススメします。

セメント瓦

セメント製の瓦の場合は、粘土瓦より周期が早く10年ほど経過した時点で点検しましょう。

セメント瓦は塗料の防水性能を利用しているため、塗料が劣化すると同時に防水性能も損なわれてしまいます。

塗料の劣化が10年ほどのため、点検の間隔は粘土瓦よりも短くなります。

スレート素材

スレート素材の屋根も10年に1度くらいの頻度で点検をした方がいい屋根素材です。

スレート屋根はメンテナンスを行っていても耐用年数が30年ほどですが、もしメンテナンスを全く行っていなかった場合は20年ほどしか持たない素材です。

10年ごとに点検とメンテナンスを行い、塗装をすることで長く持たせることができます。

まとめ


毎日、太陽や雨を防いでくれる屋根。つい見落としがちですが、屋根は常に経年劣化し続けています。

定期的な点検を行い、適切なメンテナンスを続けることで、より長く安全に家の屋根を守ることができるようになります。

ご自宅がいま築何年目かを計算してみて、もし目安となる年数を超過していた場合はご相談ください。

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