温度差があるとそれだけでつらい


上司と話して本当にげんなりし、ただでさえ低い労働意欲をますます削られた(ないのに)。
どうやら彼は私に頑張って欲しいらしい。その口が言うには、私に活躍する場面を与えたいと。
(特に頼んでないですし望んでないです)
たぶん上司はそうするのが上司の仕事であると思っているし、同時に、部下を活躍して伸ばせるオレになりたいのだなあ。と思う。滑稽。

仕事を通して自己実現したいとなんて思ったことも無く、結果を出したいと思ったこともない。私の仕事はお客さん商売で、目の前のお客さんに必要なことをして賃金を貰っている。多くのお金を望んでは無いので(お金はあればあるだけ良いけれど)、正直最低限の仕事で給料を貰えれば良い。
仕事はすきだし、お客さんには心地よく過ごして欲しいとは思う。お客さんのことも割とすきだし。しかしそこで、成果を出せといわれると萎える。しらんがな、と思う。それって日頃の仕事にプラスしなければならないもので、そこまでのお金は貰ってないですし。それで、なんで部下が頑張ると思っているのか甚だ疑問。

そもそもからして、誰もが自己実現したいと思ってる方が間違ってる。
私は仕事は適当にこなして、本を読んだり映画を見たり、人間ってなんで生きてるんだろうな、意味ないな、とかそれでも意味があるな、とか、思いながら生きていたいだけだ。(死ねるならそれでもいいけれど、ここではそれには触れない)

いくつか、不本意だけど任されてる仕事がある。断れない性格でもあり、どうしてもやらざるを得ない。でもそれも正直どうでもいい。断れない性格なだけで、責任感があるわけじゃない。私の中ではそんな業務は、やりたいと思ってる人、なにか成果を出したい人、自己実現したいひとがやればいいものだ。私以外の誰かが、好きにやればいい。

正直に話せばいいのかもしれないけれど、職場の上司に正直に話すほど人間を信頼していない。
もう無理だなと思ったら辞めれば良い。幸い仕事には困らないだろう。収入も、おなじくらいならいくらでもある。
あの場所にこだわる必要は無い。いつ捨ててもいい。

そう思いながら、今日も仕事をする。
辛いのはいつもおなじ。

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