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【G-SQUAD】G-SHOCKのスマートウォッチ(GBD-H1000)レビュー

はじめに


G-SHOCKのスマートウォッチを使って1年以上経ちました
なんとなくレビューサイトを見てたらまともな記事が無かったので、雑記程度にでもレビュー書こうと思います

GBD-H1000とは

G-SHOCKが販売しているスマートウォッチで、G-SHOCK特有の堅牢性と、スマートウォッチとしての心拍計やメール通知機能、トレーニング向けとしてGPSなどの複数のセンサーを積んでいる
積んでいるセンサーは
光学式センサー(心拍計)
加速度センサー(歩数計)
方位・高度・気圧/温度センサー
の5個

G-SHOCKとしてはランニング専用として意識していて、スマホアプリのG-SHOCK MOVEアプリと連携すればトレーニング計画までしてくれる

基本編

デフォルトの時刻画面


DISPLAY

ディスプレイに表示されている情報を切り替える
画面左上のDISPボタンで操作する
基本的にどの画面でも日時やバッテリー残量は小さいが表示されている

押すたびに
・月日+曜日+時間(秒まで)をデカく表示
・1週間分のそれぞれの曜日で何歩歩いたかの表示(目標歩数に対して%で表示)
・現在のVO2MAXとリカバリータイム
・過去6ヶ月分の月毎のランニング量(目標歩数に対して%で表示)
・心拍計 現在と最大最小
・設定した2つ目の時刻
を巡っていく

ウィークリーの歩数グラフ画面


表示を変えることはできず、ランニング量をデイリーにしたいとかは無理


なぜか右下のBACKボタンが使えない
1つ前のものに戻ることが出来ない
行き過ぎたら一周してこなければいけない

MODE

各種センサーやストップウォッチを使う
画面左下のMODEボタンで操作

押すたびに
・◎心拍数
・アプリで設定したワークアウトを流す
・ストップウォッチ
・◎方位・高度・気圧/温度センサー
・過去のアクティビティ
・◎トレーニングステータス
・各種通知
を巡る

通知画面でMODEボタンを押すとディスプレイ画面に戻る
なぜか右下のBACKボタンが効き、どのモードでも押すとディスプレイ画面に戻る

◎がついているものはDISPボタンを押すと表示が切り替わる
心拍数ならば数値とグラフで切り替わる


LIGHT

右上のLIGHTボタンでバックライトがつく
点灯時間はスマホアプリで設定できるが、点灯時間は短い

光ってる様子

光源は下と右側にあるようだが、本当のバックライトのように全体が光るので非常に見やすい


RUN

このスマートウォッチの本領
左真ん中のRUNボタンでスタート

1度押すとGPS測定モードに入る
GPSを測位するか、もう1度RUNボタンを押してキャンセルするとランニングモードに入る

画面が専用のものに切り替わる
画面はスマホアプリで設定できる
上・真ん中・下の3段で、それを3画面分設定できる
DISPボタンで切り替え
このときにMODEボタンを押すと方位・高度・気圧/温度センサーが専用画面に切り替わる

右下のBACKボタンは効かない

設定

DISPボタンを長押しすると設定画面に入る
全部英語

ディスプレイ画面ならホームタイム設定など
モード画面ならそのモードの設定
に入る

歩数計


私が思うイチオシ機能
神の如き識別機能と感知能力を持つ

多くのスマートウォッチは歩いているかの判断に腕振りの検知を使う
振っていれば歩いていて、振っていなければ歩いてない
なので、歩いていても腕を振らなければカウントされないし、振りさえすれば歩いてなくてもカウントされる
私の経験では歯磨きやお風呂中の身体洗いでかなり歩数がカウントされたし、歩きスマホなどでカウントされないことも多かった

G-SHOCKはすごく良くできていて、誤検知は存在しなかった
歩き始めると最大20秒の歩行識別タイムに入る
ここで歩いている風の動きはすべてカットされる
また、数歩動いただけの歩いたと言えないようなものもカットされる
歩いたと判断されると、歩行識別タイム中の歩数まで遡ってカウントされる
腕を振って歩いていると1〜2秒ほどでカウントが始まる
腕を振らずに歩いても10秒しないくらいでカウントされる

歩数の感知能力も高く、腕を組んで歩いても、歩きスマホしてもカウントされる
試しに速歩きで腕振りは遅くして歩いたことがあるが、足の方の歩数でカウントされた

恐らくだけど、G-SHOCKは歩数カウントに腕振りではなく、前に進む加速度と歩いたときの上下の動きを感知している
なので誤検知はなく、腕組んでも歩数がカウントされる

私の評価

良かった点

G-SHOCKらしく堅牢でぶつけてもまず傷がつかなず、防水性もよく、泡で出るハンドソープで洗ってもなんともない
(流石にボタン操作はしないが)

デフォルトのデカい時計画面が見やすく、チラ見しただけで時刻把握できる

歩数計が神ってて正確

ライトの光がよく、夜でも見やすい

バンドの出来がよく、つけ心地が良い
スマートウォッチがそもそも重く、G-SHOCKのプロテクトでさらに重いが、バンドが良くできていてそこまで重いとは思わない

バッテリー持ちもまぁまぁ良い
仕事中しかつけてないが、常時心拍数計測モードで1日8-9時間使ってバッテリー目盛り1つなくなる
なので、5日ほど持つ
目盛りが残り1つになるとLowモードに入り、心拍測定が停止
時計と歩数計はカウントされる
MODEから心拍測定するか、ランニングモードにすると心拍は測定できる

悪かった点

最大の欠点1 通知が来ない→来た
そのままで、各種通知がスマートウォッチ側に来ない
当然スマホにはメールやらなんやら通知が来てる
スマートウォッチとは…?

ついに届いた通知

アプリとの初回接続設定時に通知をオンにするかオフにするか設定できた
また、オンにした場合は端末設定の権限付与みたいな場所に飛ばされて、そこでもオンにしなければならない
どちらかをミスすると私みたいに通知が来ない

最大の欠点2 各センサーは機能まともにしてない
光学式センサーは腕につけてなくても心拍を計測している
気圧/温度センサーは体温に引っ張られる
高度センサーは常に海抜マイナス100mくらいを示している
GPSは上にトタン屋根があると測位できない
屋根が無くても測位出来ないときがある

光学式センサーは机に置いていても心拍数を計測していたので修理に出したが、修理センターの人いわく常時計測モードならば正常動作だと言い切った
空気・空間の心拍数を測るのならば、腕につけているときの心拍数は自分のなのか腕時計と腕の間の空気・空間のなのか分からない

温度センサーを有効に使うには服の上につけるとか
カバンにつけるとかすれば外気を正しく測定する
ただし、心拍数は当然測定できない

高度計は現在地は可笑しいが、上がったか下がったかは測定できているのでランニング中の上昇距離は測定できる

GPSはそもそも測位できるかは運による
運が悪いと何回も測位させなきゃいけない
させたとしてもランニング中にトタン屋根が1mくらいあるとGPSを見失う

う~ん…スマートウォッチとは……?(2回目)

ランニング以外のワークアウトが出来ない
ランニング専用スマートウォッチなので、自転車や水泳などのワークアウトは存在しない
ジョギングもギリギリできるくらい
ウォーキングは出来ない
GPSを使うと誤差か移動かの区別がつかず、オートストップするから
GPS測位をキャンセルすればウォーキングも出来るはず



総評


GBD-H1000はメーカー価格5万、通販サイトでも4万を超える
その割にスマートウォッチとしてまともに機能してないので買うべきでない

4万も出せば安いアップルウォッチが買えるし、GarminやらXiaomiやらSamsungやらの実績があるメーカーのものも買える
そもそも2020年発売のスマートウォッチだし

これに価値を見出すならば、G-SHOCK特有の堅牢さ
スマートウォッチみたいなのを着けたいが外仕事で耐久性が欲しいって人くらい

スマートウォッチとしては珍しくソーラーパネル内蔵で、時計+歩数計としてならほぼ無限に使える
そういったスマートウォッチ以外のところに価値を見出したら買っても良いのかもしれない


質問があればコメントへどうぞ
Amazonの質問よりは答えられると思います


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