Interview : kamisado in July 2020.
今から20年前、THE STROKESの登場で世界中の音楽シーンに"ロックンロール・リバイバル"のムーヴメントが巻き起こりました。もともとロックが持つ衝動的で直情的でフラストレーションを爆発させる音楽性に、インテリジェンス溢れるアレンジとセンチメンタルなメロディーを掛け合わせ、無謀でありつつ傷つきやすい若者の煌めく瞬間をパッケージするバンドが数多く登場しました。「kamisado」のメンバーはその20年前頃に産まれた若きアーティストです。ロックンロール・リバイバルを起点に、ギターサウンドのインディロックの可能性が更に加速していく過程をリアルタイムも過去作も柔軟に吸収するソングメイクの巧みさは初ライブから半年ほどのバンドとは思えない完成度!これからの活動がとても楽しみなブライテスト・ホープの初インタビューです!
▽新宿ナインスパイスの佐藤です。最初にみなさんから自己紹介をおねがいします!
(ヘッダーアーティスト写真右から)
Vo.Gt.石川です
Gt.平野です
Dr.田村です
Ba.神保です
▼Kamisado/ワンルーム・レイトショー(Live at THREE shimokitazawa 23 Mar. 2020)▼
▽みなさんは現在大学生と伺っていますが楽曲ひとつひとつのアレンジがとても凝っているのと引き出しの多さに聴いていてとても楽しい気持ちになります。色んなジャンルのバンド・音楽を日々ディグし吸収しているんだろうな、と勝手ながら想像してワクワクした気持ちにもさせられます!今までに最もはまったアーティストは誰でしょうか?また、音楽を好きになったきっかけを教えていただきたいです。
平野:ありがとうございます、全員90's以降の洋邦オルタナティブロックが原点かつフェイバリットですが、リスナーとしてはそれぞれバンドのカラーとは違うところも大好きだったりしますね。僕はTalking Headsとか、Corneliusとか。
石川:実はElvis CostelloやTom Petty等、シンガーソングライターの影響が僕は大きいですね。
神保:僕は基本的にはグランジにどっぷりなんですが、The CardigansとかDirty Projectorsとか、色々好きです。
田村:僕はAmerican Football、最近では岡田拓郎さんとかよく聴いてます。
▽2019年12月、下北沢Threeでの初ライブ(w/ Us, Waater, The Waterfalls,
シーンズ)から勢力的にライブをされていますね。トラックメイクやDJ、パーティーのオーガナイズなど様々な音楽の楽しみ方がありますが、生楽器を演奏しパフォーマンスをする時の興奮は一度知ってしまうとやみつきになるものがあるかと思います。僕も初めて人前でライブをしてから20年位経つのですがまったく飽きませんしやめられません笑 みなさんが思い感じるライブの醍醐味はどういった瞬間でしょうか?
石川:バンドのいいところは結局は一人じゃなくてみんなで演奏することにあると思うんですよね。ライブではそこにお客さんもいて、やっぱりそこにしかない温度がありますよね。そういう感覚は高校生の頃からあんまり変わってないです。
▽1st demoの「レイトショー」のアートワークですが、犬が槍(?)を持った
ジャケット絵がすごくかわいいです。
▼Kamisado / レイトショー(Demo) : 画像からyoutubeリンクへ▼
どなたが描かれているのでしょうか?楽曲の内容とも何かリンクしているのか、もし差し支えなければ伺いたいです。
平野:あれは僕がスタジオで練習終わりにサーっと書いたやつです。(笑)恥ずかしいですね…楽曲とはあんまり関係ないんですが、Pavementのアートワークを一応オマージュしてます。
▽2020年の7月現在、依然としてコロナ流行は拡大しており不安な社会情勢が続きそうです。無観客配信ライブでしたり、レコードショップも入場時間を制限したりとまだ音楽文化にとっては不自由な現状があります。いつか安心できる日がまた来た時、みなさんがしたいことを教えてください。
神保:まあライブハウスでオーディエンスの皆さんと会いたいというのはやっぱりありますね。今こういう時期があってメジャーとインディーの境界が良い意味で曖昧になっていくと思うので、シーン全体をこれから盛り上げていきたいですね。その為に自分たちにできることをポジティブにやっていきたいですね。
▽最後に読者のみなさんへメッセージをお願いします!
平野:世の中がこんな感じなのでやり切れないことも沢山ありますが、音楽を支えに皆で乗り切って行ければと思います。体調には気をつけてお過ごし下さい!
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▼youtube channel
▽SHOW INFO : 2020/8/7(ツイキャス有料配信ライブとなります)
本公演はツイキャスを利用した有料チケット制配信ライブとなります。下記販売ページURLよりご購入いただけます。ご視聴いただくために、ツイキャス視聴用アプリ「ツイキャス・ビュワー」をお使いの端末にダウンロードしてください。
Shinjuku NINESPICES pre.
"Beats & Vibes Vol. 2"
kamisado
WETNAP
tranquil life
Date : 2020/8/7
Start : 19:30
Ticket : 1,500 Yen
【配信期間8/21まで購入・視聴でき期間中は何回でも視聴いただけます】
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▼販売ページ▼
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