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世界最大手の化学メーカーからドベンチャー企業に転職を決意した

『ネームバリュー』
学歴の高い人たちは、名の知れた企業に入ることがステータスと感じていた就職活動。

最近は、名の知れた大手よりも
 ・スタートアップカンパニー
 ・ベンチャーキャピタル
と言った名の知れていない企業に行く傾向があったり。。

大学の同期は、ほとんどが聞いたことのある大手企業や外資系の企業に就職。
しかし、5年や6年経って同じ企業に留まっている人はほとんどいません。

みんな、自分で会社を立ち上げるか、自分の道を切り開く人がほとんどです。
会社の名前が自分のステータスになっていたところから、本当に自分の求める道へと進むことを決断しているのがカッコいいですね。


自分はというと、、、
特に高尚な理念やビジョンがあるわけでもなく。。。

社会をこうしたい!とか貢献したい!という大きな目標よりも、
自分の生活の質を高めたい結婚もして幸せな家庭を築きたい
という自分勝手な願望です。

マズローの5段階欲求の中で、他の人は自己実現に向かっているところ、
自分は承認や社会的欲求をうろうろしているようなものです。

元々、就活で失敗もしまくって苦労して入った世界最大手の外資系企業。
親は就活の苦労を知っていたので、なぜベンチャーに転職するんだ?
っと疑問に感じていましたが、自分の選択は尊重していました。

1社目は大手で、取引先も大手。
今まで営業として多くの方と接していましたが、いざ辞めてみると誰とも連絡を取らない。

営業時代に接していたのは、自分という人間ではなく会社というとても大きな看板の付き合いだったと実感しました。

会社の看板が大きいからこそ、強く言えることや、逆に裏切る形になると手のひらを返されるあたりが損得での付き合いになると理解しました。

それでも、研修では人とのつながりが大事だといわれる日々。

研修できれいごとを学んでも現実は違うじゃないか、そう思って過ごすことも多かったです。

結局は値下げを要求されたり、会社の都合で値上げを要求したり。
飲みの席でも取引先や会社の上司に気を使って楽しめるわけでもなく。

それでも、会社終わりや休みの日は何かをする意欲もわかずにずっと家でテレビやアニメを見て過ごすことはざらにありました。


大学の友達も疎遠になる日々。
そんなときにFacebookを見ると、転職したり、地元では結婚したりとニュースが流れてきたり。

自分も何かチャレンジするか!
そう思って、自分で会社を立ち上げる計画を立てますがうまく軌道には乗らず。

だからこそ、ベンチャー企業でビジネスの立ち上げを学ぶ!
既に特定の主力商品が決まっている数十人の会社じゃなくて、まだ何もビジネスの形が見えていない企業に飛び込もうと思ってドベンチャーへ。

どんくらい”ド”ベンチャーかというと、設立一年未満で社員は3人ほど。

やることな物凄く地味でした。
人材紹介だったので、手紙やFAX、DM、時には飛び込みをしたりティッシュを配ったり。

一つ一つの施策を試しては消え、KPIをどこに設定するかや細かい部分を思案していました。

超大手と零細を経験してるからこそ、華やかな部分と泥臭い部分を知って、ビジネスマンとして成長したんだと感じます。


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