7月26日「仕事は追い掛けられるな、追い掛けろ」
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
今日は、染色家・「友禅」の人間国宝であられる森口邦彦氏。ちょうど2020年に京都国立近代美術館で展覧会があったんですね。
森口氏は大学卒業後にパリへ留学、グラフィックデザインを学び、帰国後は父親で同じく人間国宝の森口華弘のもとに弟子入りしています。幾何学模様を使ったモダンな作品が森口邦彦氏の作品の特徴です。例えば、三越のペーパーバッグのデザインとか。
↓この記事が等身大の森口氏を感じられて良かった。↓
PEPARSKY 「森口 邦彦」
https://papersky.jp/kunihiko_moriguchi/
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父の口癖は「仕事は追い掛けられるな、追い掛けろ」ということで、要は、仕事は先に、先にしなさいと。それである年に早めに展覧会の準備に取り掛かったら、父に「もうつくり始めるのか?」と言わましてね、父は私をライバル心で見ているんだなと思いました。
仕事に追い掛けられている状態ってどんな状態?
〆切だったり、完成度だったり、プロセスだったり。
自分で何かをコントロールできない状態を私はイメージした。
そうならないようにするために、常に余裕を作っておけるように、「先に、先にしなさい」ということを考えた。
もう一つ、別の目線で考えてみた。
『仕事に追い掛けられている=尻を叩かれるように仕事をしている』とすると。『仕事を追いかける』とは自分の目標に向かって、自ら進んでいくこと、と言えないだろうか。
森口氏がどのように捉えたのか、本の文章だけでは判断できない。
この話が載っているWebサイトも見当たらないので、もう少し歳を取ったらわかる日が来るのかな。と思っている。
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