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10月18日 ライト兄弟が人類初の空中飛行をできた理由

「1日1話,読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より,航空ジャーナリストの原俊郎さんです。


 全く何もないゼロからすべてを自分で構築していく。それは志と呼んでいいだろう。そういう志の局面に立ったとき,人は無茶苦茶に突き進むのではなく,逆に理性的になり,論理的になり,計画的になるのかもしれない。
「1日1話,読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」(致知出版社)

 全く知らなかったけれど,ライト兄弟が最初に手掛けたのは印刷。兄弟で印刷業をした後,オリジナルブランドの自転車を製造・販売。そして,飛行機械へ。それまでは「新しもの好きが,新しいものに魅了されて飛びついた」ような感じだったのに,飛行機械は違った。原氏によると「思いつきといった側面が影をひそめ,実に計画的に,用意周到に,事を進める」ように変わったそうだ。

 ライト兄弟が飛行機械に乗り出す前,1896年にドイツ人の航空学者が飛行実験中に墜死している。このニュースがライト兄弟に影響を与えたかどうかは分からない。でも,このニュースのあとに,ライト兄弟は飛行機械に没入していったそうだ。


「志」や「使命」と言われてもピンと来ないかもしれない。
そんなときは「私は,○○として,どうありたいのか?」
大事にしていることは何か?
譲れないことは何か?
守りたいことは何か?
どういう存在でいたいのか?

 いつ「志」が芽生えるかなんてわからない。どうやったら「志」を持てるのかもわからない。でも,何かの出来事をきっかけに,人は「志」や「使命」に気づく。「志」や「使命」に気づいて,自分の在るべき場所に行き,そこで為すべきことをする。それが成功へ続く道なんだろう。


 3か月ぶりの投稿になりました。インプット大好き,アウトプット苦手な自分のためにも,短い文章で感じたことをまとめていきたいと思います。


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