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7月13日「経営的発想のできる人間が伸びる」

 リクラス for Coachでの7月毎日チャレンジ。読みかけの「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を、タイトル通り1日1話を読んで思ったこと感じたことを記していきます。
 私が感じたことを記録するのがメインなので、例によって「何が言いたいのか、よくわからない」文章になるかも。いや、なります(断言)。

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 今日は、セーレン会長兼CEOの川田達男さん。「セーレン」は福井県にある地元大手企業だが、経営不振・倒産目前だった1987年、47歳で創業家から託されて代表取締役に就任。川田さんは、この赤字続きだったセーレンを再生させた人だ。2005年には、カネボウの繊維事業を買収、こちらも再建に成功している。
 これだけ読むと、若い時から成功しているような雰囲気だが、そうではない。川田氏は、若い頃に2度の左遷にあっている。「その経験があったからこそ、私は社長になれたんですね。」と言っている。

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 環境や機会を与えることはいくらでもできますけど、育つかどうかは本人次第。私なんか育ててもらった覚えはないですね。いじめられたことはありますけど。
 じゃあどういう人間が伸びていくか、それは経営的発想で物事を考えられる人ですね。大きく分けると、会社の中には仕事をする人と作業しかしない人がいるんです

仕事をしている人とは、まるで会社の中でその人が一歩動いたら、その一歩が社益に繋がっている人だ、と川田氏はいう。たとえ単純作業であったとしても、どうやったら効率を上げることができるか、不良品を少なくできるか? 必死になって仕事に打ち込むことが非常に大事なことだと述べている。

 本には載っていないが、Webで検索するとカネボウの繊維事業買収のエピソードが出てくる。セーレンが下請け、カネボウが元請けという関係の中、セーレン側が買収している。川田氏は、「現場の社員に、どうモチベーションを与えるか」を考え、丁寧な言葉で、上から目線ではなく、厳しいことも言って、再建を図ってきた。

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 さて、学校はどうだろう? この50分の授業が生徒にどのような影響を与え、学校にどのような利益をもたらすのか、考えたことはあるだろうか。
 淡々と決められた授業をするのではなく、どうすれば楽しく学べるのか? なぜこの科目を学ばせたいのか? この50分から何を得てほしいのか? など改めて考えることで、教師側のモチベーションをしっかり高めたい。
 そのうえで、生徒側のモチベーションも高まっていれば、実りのある50分になると思う。

 課題を見つけ、分析し、それを解決する方法を考え、実行する。
 言われたことをただやるのではなく、主体性を持って取り組む。
 そうやって経営的発想ができるようになると、仕事も人生も彩り豊かになってくるのではないかと感じた。

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