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昨日はマウンテンバイクで山遊び

昨日は休みだったので、初めての山にマウンテンバイクで登ったのですが、これがまた楽しかった。綺麗に整備された登山道は歩きやすく走りやすく、鬱陶しい下草の繁茂もなくて快適でした。

登山道の中腹には森林公園があり、山小屋、東屋、キャンプ場や野鳥観察塔があるのですが、休園中、というか事実上、廃墟間近という感じです。学童を中心とした集団的な野外レジャーが衰退し、個人々々が好きなように遊んでいる昨今、こうした構造物はどんどん過去の遺物となっていくことでしょう。

それでも見た目はまだ小綺麗な状態を保っており、それらの施設まで車で上がれる林道もよく整備されていて、草木の繁茂のあり方を見ても、かなり頻繁に手入れされていることがわかります。

そんなことに思いが至るのも、マウンテンバイクは、登山道をよく観察する機会を与えてくれる道具だからです。このことは、徒歩登山よりも顕著に感じます。極力、乗車しながら下りたいので、小さなギャップや木の根、倒木、石や岩、表土の質といったところに注意が向きます。それらを瞬時に判断しながら下っていくのが楽しいのです。

条件が良ければ、かなりの急傾斜でも乗ったまま下れます。僕はマウンテンバイクは年がら年中乗っていて、慣れというのもありますが、技術的には平凡な乗り手です。それでも十分に楽しめるのは、機材の進歩に依るところも大きいです。

こういう遊びって、難易度と達成度のバランスが大事ですよね。あまりに簡単だと飽きてしまうし、難しすぎると途中で断念してしまう。アウトドア好きな僕は、オフロードバイクに乗ったりしたこともありましたが、結局、自分に一番合った乗り物はマウンテンバイクだな、と思っています。