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知らないことを知りたいと思ったらどうしますか?

職場で調べ物があったりしたら、同僚や先輩に聞く、あるいは資料にあたったりネット検索をしたり、ということになると思います。

僕は若い頃、何かしらについて知りたいな、と思った時に、他の人に直接質問する、もしくは本を読む、あとは。と考えて、結局この二つしか知識を得る手段がない、ということに驚いたことがあります。

本、というのは、誰かの他人が考えたことを記録したものなので、この二つは結局同じなんだ、と思ったのですが、よく考えたら大きな違いがありました。

それは、「他人に直接質問する」場合、その他人は、自分のことを見ているから、より相応しいアドバイスをすることができる、ということです。

先生、師匠、コーチ、インストラクター、優れた指導者は相手を見て、相手に応じて助言をしている。オーダーメイドでインタラクティブな環境が生まれれば、短い時間で知識や技能を得ることができる。

加えて、生徒側に生じる成長過程での挫折、徒労、それらに対して精神面でサポートをするというのも大きな役割です。まさに人間を育てるという一大事業、ライフワークになりうる職務だと思います。

集英社の漫画家発掘企画『ミリオンタッグ』を見ているのですが、生身の人間が交流することによって生まれる出来事が、漫画という表現を超えた豊潤な人間関係として描き出されていて、とても感動しています。この企画全体を漫画化して欲しいくらい。

今週にはフィナーレを迎えますので、総括して書きたいことができたらまた作文しようと思います。