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右目でみる夢

よく夢を覚えているほうだと思う

私が見る夢は、いつもほの暗くて
今日みたいにどんよりとした天気だったり、
夕暮れ、夜、夜明け前。。。
晴れてる昼間の設定の時もあるけど、思い出す晴れた空はどこか暗い
「あぁ、絵が描けたらなぁ」と思うような綺麗なイメージが残ってる時もあるけど、やっぱりほの暗いなかで光っていたりする

ふと思った。
ー私の場合、見る(思い出す?)夢は右目で見てる感覚に近いなー

☆☆☆★★★☆☆☆

もう随分前になるけど、右目と左目で、色というか明るさの感じ方が違う事に気付いた
右目は青味がかった蛍光灯の下、少し暗くて冷たい感じ
左目は赤みがかった白熱球の下、少し明るくて温かい感じ
最初に気づいた時は どこか悪いのか心配で周りの人はどうなのか聞いたりしていた
変わらないと言う人、違うという人もそれを気にする風はなくて
ーどっちの色が本当なんだよーなんて考えていたけど、日常生活に支障はないし、普段は忘れて過ごしていた

ある時、ネットを徘徊してて辿り着いた哲学的なサイトで、『クオリア』について書かれたページを読んでいて、自分の見え方の事を思い出した

ひとつの物を見た時、自分の中ですら2つの見え方感じ方があって
人の数だけそれがあってもおかしくないよな
説明したくても、自分の感覚でしかできないから
結局はわかり合えなくても仕方ないのかな...などなど、
ぐるぐると思いを廻らしていた。

☆☆☆★★★☆☆☆

それでも 
同じ景色を 見られていたら うれしいな
触れた時 同じ感覚 持てていたなら うれしいな
確認する術なんて 無いのだけど
全部なんて 贅沢は言わないから
瞬間を わかりあえたら うれしいな




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