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ギャップに弱い生き物

人間はギャップに弱い生き物だと
つくづく思います。

クールな女の子のか弱い部分をみた時
いつもおちゃらけている男の子の真面目な顔をみた時

そりゃあもうキュンが止まりません。

((キュンに対する知識が中学生止まり))
((恋愛偏差値が低すぎることを自ら露呈する筆者))

ただ
キュン のようなポジティブなギャップもあれば
逆にネガティブなギャップもあると思います。



去年のちょうど今くらいの時期に
吉本の騒動がありました。

その件を
ここぞとばかりに取り上げるメディアに対して
こんなことを言っていた芸能人さんがいました。
(ちなみにわたしはこの人のファンです🕺🏻)


反社はんしゃハンシャって言うけれど
反社って一体なんなの?
芸人についてだけじゃなくて
反社についてもっと取り上げてほしいなあ。
大元は全部反社が悪いのだし。

まあ、たしかに。
とは思ったのですが
どこか腑に落ちませんでした。

そこで考えてみました。
反社について取り上げているメディアを
わたしは見たくなるだろうか。


答えはNoです。


ではそれはなぜなのか
考えてみたいと思います。


わたしは反社について
大体のイメージしかありません。
世間もきっとそうで
どこのあれがどうでどういう組織で、と
説明できる人は少なく
なんとなくこんな感じというイメージしかないと思います。

そう考えると本来なら
反社についての情報を得た方が
良いはずなんです。
知らないことについて知れるので有益。

でもわざわざ見ようとは思わない!!!!
興味が湧かない!!!!


では

世間が興味のある
芸能人が悪いことをしたというニュース

世間が興味のない
反社が悪いことをしたというニュース

ここの違いはなんだろうか。


答えはギャップではないでしょうか?

※ギャップの代表例といえばこれっしょ


反社は
反社会的勢力というくらいだから
世間にはもともと反社に対して
悪 のイメージが備わっています。
その勢力が今回のように悪いことをしたとしても
世間の 悪 のイメージ通り。

つまり

反社が悪いことをしても
ギャップが生じないわけですね。


一方芸能人は
普段から 善 のイメージを大切にしています。
CMを何本やっているかというところで
各々のステータスを測っているように。
そんな人たちが悪いことをするなんて
世間のイメージにはありません。
新たな一面です。

つまり
ギャップが生まれる


世間はそのギャップに反応するから
メディアがここぞとばかりに取り上げるのは
反社ではなく芸人さんだったのではないでしょうか。

※仮仮仮仮説



つまりメディアは

世間にとって有益な情報かどうかではなく

ギャップに反応する世間のミーハー心をどれだけ刺激できるか

で取り上げるものを選ぶ節がある
のでは?

※仮仮仮仮仮仮仮仮仮仮説



もちろん
災害が起きた時や
今回のコロナウイルスのように
前代未聞のことが起きた時に
いち早く情報をくれるメディアというものに
感謝を忘れてはいけないとも思います。
何も知らなかったら
わたしはいまコロナウイルスに汚染されて
命を落としているかもしれない。

でもときには
ただただ世間を刺激したいだけの
情報・メディアもあるということ。

これは心に留めておきたいと思います。
情報の取捨選択は大切。




ちなみにわたしは
コロナウイルスの感染者数のニュースに毎日怯える中

“サザエさん史上初、じゃんけんで「5回連続」同じ手を出す大事件"

というニュースが流れてきたとき
最高に笑いました。
こういう世界であって欲しい😌

((サザエさんがじゃんけんを5回も連続で同じ手にしてくるなんて最高のギャップじゃんミーハー心くすぐられたわ))


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