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音感を持つ私が不思議に思うこと

わたしは3歳からピアノを習っていて
知らないうちに音感がつきました。
音感がない頃のことは記憶にないです。
※ハッシュタグ音感のある暮らし

カラオケは
不安定な音程(自分の歌も含め)
が気になってしまうのでちょっと苦手です。
※音感が良いからといって
※完璧な音程で歌えるかというと
※そうではありません
※不思議ですねぇ〜

ただ。
この間、音感はないけれど
歌が上手な友だちと話していたら

「カラオケで音程めちゃくちゃズレてて
気持ち悪い人がいてさ〜。」

と言うので、ふと疑問に思いました。

この人はどうやって
音程がズレていると判断しているのだろう…?

音楽のセンスがある人なのは元々知っていて
音程が合わなくて気持ち悪いことがある
と言っているのを
これまでに聞いたこともあったのですが
楽器を習ったことがあるわけではないのにすごいなあ
と思うだけで
果たしてどうやって判断しているのかは
考えたことも聞いたこともありませんでした。



なぜ疑問に思ったかというと
音感のあるわたしは

ある音→ド 正しい音→レ
=ズレている

ある音→ド 正しい音→ド
=合っている

という工程を無意識に踏んで
ズレているか合っているかを
判断している気がするんです。
一瞬の判断すぎて
これまでは考えたこともなかったけど
ちゃんと考えてみると
こうかな、と。


でも
“正しい音”がどの音か分からない
音感を持っていない人は
どういう工程を踏んで
ズレている・合っているを判断しているのか…

「どうやってズレてるって判断しているの?」

とその友だちに聞くと

「えっ、元の音程と比べて
ハマってるかハマってないかだよ。」

と。


どの音か分からないのに

ハマってるかハマってないかが分かるの?!

なにそれすげえ!!!!

なんかめちゃめちゃ天才的じゃないですか?
ぴったりくる!っていう感覚のみで
音程が合っているかを判断するなんて…


「すごくないそれ?!!!??!」

と友達に伝えたところ

「いや音感持ってる方がすごいでしょ(笑)」

と。

そうか、そういう風に見えるのか…。
音感は才能なんて素晴らしいものじゃなく
ただの慣れだと思っているので
わたしはこの友だちの方が
よっぽどすごいと感じました。


音感のない人を馬鹿にしている内容だと
取られた方がいたら
それは大きな勘違いです。
わたしにとって音感がない世界は未知なので
素直にすごいと思っています。

音感っておもしろいねえ。





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