涙の理由

今日は定期検診。

10年前に子宮筋腫の手術を受け、それでもよくならないどころか悪化する生理痛。内膜症のうたがいがあるとのことで、はっきりした診断はつかないままに、投薬で生理をコントロールしながら生きている。

子宮筋腫の手術を受けた時は、まだ子どもを持つ可能性があるのかも…?とかかすかに希望を持っていたけれど、もはや子どもを産むことはないかなと…まだ正直全部を手放せないんだよな…現実的に産めないし、自分の気持ちだけで産むことはできないなと頭では分かってるけど、ああ私は本当に妊娠することは、出産することはない人生なんだなって思うと涙が止まらない。

なんでこんなこと書いてるかというと、今日の診察の中で、これからずっと薬を飲んでいくのか、妊娠の希望がないなら、摘出しちゃうのもひとつです。と、まぁ前にも言われたことはあったけど…

全摘しろと言われたわけでもないけど、私はその覚悟がないなと考えたら涙が止まらなくなってしまった。何の涙なんだか分からない。分からないから書いてみようと思って、ここに来てみた。

書いてみたけど、分かんない。

使う機会もないけど、失くしてしまうことはできない。まだできない。閉経のがまだ受け入れられる。

どちらかというと私は合理的な選択をする方で、どうせ使わないし悪さしかされないなら取っちゃおっかな?そんなふうに思い切ってしまいそうなタイプだとも思う。

けど、この問題に関してはとってもとっても感傷的になってしまう。

私みたいな人は、どうやって乗り越えてきたのかな…それとも私が人類で初めての乗り越えられない独身女性なのかな…


こんな話、誰にもできない。。。できないけど、誰かに聞いてもらいたい。薬局で泣いてる場合じゃない…。

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