※重要 信用取引で掛かる費用
現物取引は自己資金で株を購入するため、取引手数料(買いの際と手仕舞いの際の売りの2回)以外に費用は掛からない。
信用取引の場合、お金を借りたり、株を借りたりするため、その分の金利や貸株料が掛かることになるのでそちらも理解しておきましょう。
■信用取引の買い新規
買い新規・買い玉・買い建てる
・信用買いとは証券会社からお金を借りて売買すること
委託保証金の3.3倍のお金を貸してくれる
ex:30万円の保証金なら100万円
①金利(買方金利):約2%
ex:100万円×2%÷365日=54.7円/日
②返済期限:6カ月以内
買い新規 売り返済
■信用取引の売り新規(空売り)
売り新規・売り玉・売り建てる
委託保証金の3.3倍の株券を貸してくれる
ex:30万円の保証金なら100万円の株券
① 貸株料(レンタル料):1.15%
ex:100万円×1.15%÷365日=31.5円/日
② 返済期限:6カ月以内
③ 逆日歩:証券金融会社で株不足がおきたとき、機関投資 家などから新しく品貸料を払って株券を調達した時に発生。売り方が負担する。
空売り ⇒ 買い返済(買い戻し)
③の逆日歩を詳しく
◎逆日歩とは
我々が株を借りる証券会社が株不足になった際に、
証券会社が機関投資家などに株を借りる際発生する追加の貸株料
とんでもない金額になる場合もあるので、しっかりチェック
売りが大量発生しそうな場面や、発行株数が少ない銘柄は
逆日歩が発生しやすく、株主優待の権利が確定する日なども
売りが大量に発生するため、売る際は株不足になりそうかどうかをチェックする
※しっかりと対応の仕方を調べたり教えてもらいましょう。
■信用取引の種類
・制度信用取引…
証券取引所に上場している株券などを対象に証券取引所によって、返済期限、品貸料の全額が一律に決められている取引。
・一般信用取引…
投資家と証券会社の間で返済期限や品貸料を合意の上で取りきめられる取引。
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