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グループ展を振り返るの巻

2週間たってあれなんですが、グループ展「私はここにいる!こっちこーーーい」無事に終了しました。1人も来なかったらどうしよう…と思っていたのが嘘のようにたくさんの方に来ていただき、感謝感激で本当にありがとうございました。先週にもこの記事をちょっと書いて、いや、よかったよかったと言えどもコロナとか出てたらどうしようかとか不安になり、2週間たって何もないし関係者各位からも特に何もないので、何もなかった良かったということでひとまとめにしようという気持ちです。もちろん感染対策した上での実施なのですが、とりあえずよかったよかった。

今回のイベントをなんとなく振り返って、なんとなく思い出したことがあり。私はこれまで生きてきた中で、他人から感情が無いと思われることがすごく嫌だった。それは例えば、他の人だったら太ってるのが嫌だとか、一重なのが嫌だとか、背が低いことが背が高いことが嫌だとか、なんかそういうのと同じレベルで私は感情が無いと思われることがすごく嫌だった。

だって感情あるからな(表情とかに出にくいだけで)

相手の感情で出方を変えるというケースはもちろんあるわけで、まぁ別にいいんだけど、とはいえモヤモヤとしたものはちょっとずつ溜まっており(例えば「デブ」と言われ続けてしんどくなっていくように)それを消化するのは、自分はこういうことに、こう思って、こう考えてるということを自分の言葉で言うということであったのだと思う。
今回のイベントは「自分で」やりたいと思い、仲間を集い、会場の方と連絡をとり、お金を払い、どうやって進めていきたいかを、誰か偉い人に気を遣うことも無く、自分の言葉で発し相手の言葉を聞き、決めて、自分の作りたいものを作って、その作品は誰かの許可や校正は要らなくて、それぞれ自由なものを作って集って人を集めたイベントでした。そういうことって、私の中では意外と無くて、でもやってみるとすっげー楽しかった。

ちょっとうまく説明できないが、なんだろう、感情が無いやつだと思われることで、自分を相手の都合よく解釈されてよくわからない方向に進んでいく…という道では無く、自分の考えをそのままストレートに発することができる場所を持てた、ということが自分にとって一つの大きな救いだったなと振り返って思う。

感情無いやつだと思われることはメリットも実はあって、これは私の中でのいい意味での「お前めっちゃいいやつだなフィルター」として活用されている部分もあり、ということも思ったりして。その昔、仲悪い同期がいたんですけど、研修かなんかで「梨さんってむかつくとか、そういう負の感情持たない人かと思ってた〜」みたいな話が出て、あっこの人私は何も感情を抱かない人だと思ってあんな言動や態度取ってたんだってびっくりしたことがあります。まぁそんな感じなことがあるわけですよ、相手によって人間誰しも接し方変わるんですよ、ですけどね、こんな私でも平等に接してくれる人がたまにいるのですね、それが

めっちゃいいやつです

なんの話したかったのかよくわかんなくなってきましたが、まぁそういうことで私の周りにはめっちゃいいやつばかりで環境に恵まれて今もすくすくと過ごしていますありがとうございますということです(?)

今回のイベントに関しては、一緒にやってくれたあいりーん氏と岡本氏には特に本当に感謝で、2人ともすぐに「おっやりましょう!」って感じでそれがめちゃくちゃありがたかった。作品も普通に2人が格段にプロだったので、見応えのある会場になったのも2人のおかげです。イベント準備の特にラストスパートをひっぱってくれたあいりーん氏(いやまじでこの頑張り無しでは成り立たなかった)、退職した先輩からわけわからん連絡来たにも関わらず西広島まででっかい絵を持ってきてくれた岡本氏(退職時にくれた似顔絵が嬉しくてここまでひっぱってきてしまった事件)あっての今回のイベントの成功だったと思います。

あと、まぁコロナだからあれだけど、今まで会えなかった(会う機会が無かった)人にまた会えた場となったことは良かったです。理由が無いと会えないし、ましてやコロナ的には理由があっても会えないしね。こういう形なら会えるだろうという計画での作品展であるという発端でもあるのですが、実際色んな人に会ってみるとやはり嬉しかった。メンバーの知り合いが来た時に楽しそうに話しているのを見るのも嬉しかった。会いたかったんだ。最近どうです?みたいな話を、ずっとしたかったって改めて思った。私を知ってる人、私を気にかけてくれた人が、いたんだってことを、こうやって場所を持たないと私はわからなかった。私はここにいる!って叫んでよかった。私、いたんだ、知ってくれてたし、覚えてもらえてたんだと思った。

長くなってきたのでそろそろにしようかと思いますが、その2日間は私の一つの宝物になりました。通勤時に会場前を通りかかると、私やったったでえという気持ちになり、少しだけ勇気が出ます。今日だって明日だって明後日だって、たぶん私はきっとまた、あぁ生きづらいなぁと思う。たぶん思う。生きづらいけど、黙って死ぬことなく、いや、黙って死にそうな時があれば、またみんな集めて何かやろう。そう思える素敵な2日間でした。小さな作品展に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

最後に宣伝?ですが、今回使わせていただいた広電西広島駅横のコイプレ(今回のイベントでいうとコイハウス)という場所ですが、手続きをしてお金を払えば誰でも借りることができます。広場で演劇とかしても面白いんじゃないかな?(他人任せ)公民館とか借りたりするの、結構めんどくさかったりグループになる必要があったり諸々…とかあるイメージなんですが、そういうの無いのでさくっと借りたい方には便利かと思います。広電だけじゃなく、JRやバスも近いから交通の便もいいしね。あ〜気になるわ〜いつかやろ〜と思っている方いれば、コイプレ今のところ期間限定空間なので、早めに実行されることをおすすめします。いつまでも、あると思うな、コイハウス…まぁJR西広島駅も新しくなるらしいし、この数年で己斐もがらりと変わっていく町になるんじゃないでしょうか?コイプレ割と現代的な空間だから長いことあればいいよね…と思うけど、スポッチャとかできちゃったら敵わんよね(願望)わからんけど。そんなところです。では。

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