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落語がえりは日本茶で一息/気まぐれ雑記

geekさんの記事にちなんでタイトルをつけてみましたw
札幌での落語会にいってきて、自宅で一息ついている私です。
あ、こんな音声配信にもかかわりのある話です。

北海道には定席の寄席がない、ということを申し上げましたが、そのかわりに(?)「落語まつり」なるイベントが開かれたりするのです。

錚々たるラインナップ。
今日私が行ってきた会では
・月亭方正さん
・柳家花緑さん
・桂米團治さん
・柳家喬太郎さん
・桂文枝さん
…という東西オールスタージグザグ打線(^_-)-☆

ではお茶を飲みながら振り返って参りましょう!

上方らしく方正さんの「手水廻し」に始まり、花緑さんの「火炎太鼓」、米團治さんの「子は鎹」と続いて仲入り。
お目当ての喬太郎師匠は「そば清」で、絶品のススリを披露。心持ち、お軽くあげて大トリの文枝師匠「ハワイの夜」となりました。

大き目のホールでの公演ですが、方正さんはホール捌きがうまい(笑)。枕で天王寺動物園の話が出たので「動物園」でもやるのかとおもったら、滑稽話の「手水廻し」をよどみなく演じられ、トップバッターとして会場を温めていました。

花緑さんは札幌市内の有名喫茶店を訪ねた話が新鮮でした。
米團治さんは着物の袖を使ってのおかみさんの振る舞いが美しい。

そんな中、喬太郎師匠は「セイコーマート」「やきそば弁当」と北海道民のツボをつくご当地ネタからの、麺繋がりで「そば清」。
真後ろの席にすわっていた男子小学生がキョンキョンファンらしく、はしゃいでいましたね。

文枝師匠はウクレレを持って登場。「いつ弾くのか」という前振りからのぼやきネタで、後ろの男子小学生はツラそうでしたがオジサンとしては堪能いたしました。

魅力満載の「オールスター落語会」。
これはこれでありだとは思うのですが、その日その日の物語が生まれる寄席や、各師匠の個性が輝く独演会、さらには若手の応援にも興味を持ち続けていきたいものです(*'▽')


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