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PKshampoo 京都磔磔

最初に、私はとにかく性格が悪くてめんどくさくてどうしようもない人間です。今まで色々なライブに行ってきたけどどのライブも、ライブ自体の感想よりそれ以外のマイナスな事象の感想の方が沢山浮かんでくるような、人と話すと「もっと楽しめばいいのに」ってよく言われるタイプの人間です。そして鬼ほど自意識過剰で自分のことが嫌いなので自分が楽しんでるのをずっともう1人自分が冷めた目で見てて、ライブでも歌ったり、叫んだり、人にぶつかったりなんて絶対にありえないタイプです。今回のライブも始まる前から近くの人が「俺、PKのファン嫌いなんよ〜w」とか話してて、帰りたい・・・って秒でなったり、靴擦れが気になってムカついたり、いつも通り不機嫌にライブ始まるのを待ってました。
ライブ開始、メンバー登場
しかしめちゃくちゃ後ろの方だったんで誰1人見えず
もうアカン。。状態突入。演奏開始、みんな前突っ込む、ようやるわ・・・と眺めてたら福島カイトのギターソロが始まりその瞬間有り得んスピードで前飛び出るワイ。そもそも体力もないので壁側以外で見ないと決めていたのに福島カイトのギターにより生まれて初めての周りに人しかいな状態でのライブ観戦開始。それぐらい福島カイトのギターは最高で最強で死ぬ時には福島カイトのギターが脳内で流れてますようにって、お祈りした。
初めてのもみくちゃ体験は思っていたよりも全然しんどくなくってただただ楽しくて、たまに拳の隙間から見えるヤマトパンクスが楽しそうに歌ってて、「あーめちゃくちゃ勿体ないことしてきたな」って思いました。
本当にメンバーは全く見えなくてでも音と周りのみんなの熱狂だけで最前で見てきたどんなライブよりも楽しくて、ずっと続けばいいのにってすごいありがちなこと考えて、死がふたりを分かつまでで泣いてもうそれ以外は覚えてないです。今までの人生で、「しんどいけど時間が経てば終わる」って時間が進むことにすごく救われていたんですけど、今日だけは、今だけはって有り得んことを願ってしまうくらい、最高のライブでした。
やっぱり自分が変わるには自分が何かしらの行動をするしかなくて、でもそれをする原動力になったのは「好き」という気持ちで大森靖子さんの非国民的ヒーロー「愛する気持ちだけでも 折れずに生きてりゃ十分さ」が本当に全てだなと思い出しました。
とにかく、ひねくれ者の僕達はきっと人生、めちゃくちゃ色んなところで損していて後悔ばっかりだけれど、何かを好きでいる気持ちがあれば、「今日までの全て これで良かった」って言える日が来る、と思います。
何が言いたいのか自分でももうよく分からないけど
とにかくPK shampooに出会えて、好きだと思うことが出来てこんなふうにライブで見れて、ありがとうと言いたいです。愛さなくなるまでは、1番でっかい愛をぶつけ続けたい。そしてライブでもっと星をやりなさい。
読み返したら恥ずかしくなって消しちゃいそうなのでこのまま

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