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メタボリックシンドロームとは?

みなさんはメタボリックシンドロームという言葉を聞いたことはありますか?

メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が蓄積されていて、そこに高血糖や高血圧、脂質異常などの動脈硬化の危険因子をあわせもった状態のことです。つまり、生活習慣病の1歩手前の状態になります。

現在の基準値がこちらになります▼

あれ?ちょっとおかしいな。と思いませんか?

腹囲を見てみると、男性が85cm以上、女性が90cm以上となっています。つまり腹囲かこれ以下であればメタボリックシンドロームには値しないという評価になってしまいます。

実は10人に1人は隠れ肥満に該当すると言われています。

隠れ肥満とは見た目は太っていなくても内臓脂肪が多く付いている状態です。お腹の奥にある脂肪のため見た目では分からないことが多いです。


実際の症例を見てみましょう。

見た目は痩せている25歳女性ですが、お腹の中を覗いてみると…


実は内臓脂肪が多いという結果に。典型的な隠れ肥満でした。
(※皮下脂肪と内臓脂肪の基準値は異なります)

このように内臓脂肪が多いにもかかわらず、腹囲は90cm以下のため、メタボリックシンドロームの基準値には当てはまらないということになってしまいます。

メタボより怖い隠れ肥満

既にメタボやメタボ予備軍に該当している人に比べて生活習慣病のリスクを自覚している人が少ないため、自分は大丈夫だと勘違いし、今の生活習慣を継続してしまいます。

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