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渡辺温関連の話。研究等々。

神奈川近代文学館の収蔵品の渡辺温の帽子や服、その他私物等々、もしかしたら見れるかも。これはすごい。一生に一度しか見れないと思って、新青年展では朝の10時から閉館時間までを6回行ったのに。また見れるのだとしたら嬉しい。震えて泣いちゃう。

とりあえず検索しただけでもあの「横浜で友達と観光してたら雨が降って傘を買ってお金がなくなったのでお金送ってください」の手紙の日付もわかるみたいだし(多分その手紙だよね?)、兵隊に合格した時の資料や年月日など……そんなのもわかる。それだけでもすげええ。ありがたい。

にしても。僕が横浜に引っ越したのは僕の人生を顧みれば、かなりの偶然が重なってのことなのだけど、このおうちからそう遠くない場所に温の遺品や私物がたくさん保管されてるだなんて……運命的なものを感じてしまう。ありがとう。

僕は渡辺温のことをめちゃくちゃ全部研究するとともに、主に戦前の長谷川修二がどんな人だったのかってことも調べたい。あの映画モダンボーイがどんな感じの人だったのか、すごく興味がある。

資料一覧見てるだけでも発狂しそうなくらい見たい。胸が詰まる。たまらない。あああああ。襟カラーがあるらしいのだが、どんなの!?見たい!見たい!

死ぬ。
いいや、死なない。

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ところで軽く温関連の話だけど、ウィキペディアに内田岐三雄の項目がちゃんと成立してないので、いつか時間を作って僕の知り得る分だけでも書いておこうと思う。映画批評家になるんだっけ。ともかく、及川道子を松竹に紹介した人だったと思うんだけど。ちゃんと資料見返さないとね。

もうそろそろ僕は「好きな女性のタイプ:及川道子」てプロフィールに書いても良いですかね??見れば見るほど知れば知るほど可愛い。

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渡辺温の旧蔵品として「及川道子の写真 3枚」の文字を見ただけで、その切ない胸の内が想像できる気がして、うっ……と涙が出てくる。マジに。すごく切ない。

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早く研究に没頭したいな。走り出したい。もう少し集めるべき資料もあるけど。ああ、岡戸武平さんの幻影城での連載、博文館のみんなたちの思い出、あれも全話読みたいな。温の話がない回でも当時の戸崎町の飲食店事情や博文館によく出入りしていた人の名前などが見れて、温が働いていた頃の空気や環境が窺い知れる。
サトウハチローさんがよく出入りしていたそうで、それで仲良かったんだなあと合点が言った。

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この辺りのことを考えたり調べたり読んだりしてると、ずっと口がにやけてしまうくらい幸せなので、本当にこの辺のことだけを考えていたい程。

性感帯ボタンです。