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昭和四年のモダンボーイになりたい。
結局、小6の最大尖りストイックだった時に、モダンボーイになりたい、40歳くらいになったら髭の似合う立派な紳士になりたいと、思っていたので現在41歳の自分は、そこに戻ってゆくのだと思う。人は12歳の時に好きだったものは一生好きだと聞くし。
そんなわけで、今年は昭和四年のモダンボーイかそこそこの紳士を目指したい。似合う範囲でそんな服を着ていきたいな。
恋愛が他人事だったあの頃に思っていた「恋愛関係でお金を貢ぐとかありえない。金銭を要求されたら、そこには愛はないだろう。自分には理解できない」ということがその後、恋愛に依存したり振り回された自分を救ってくれたと思う。小6の自分のお陰で金品を貢ぐ恋愛にははまらなかった。相手にどれだけ盲目であろうと、感情としては金品を貢いでしまいそうになっても、それでもこの考えだけは盲信していいと思っていて、お金のやりとりには敏感になっていた。まるで信仰しているお題目か何かのように、ずっと握って手放していなかった。
あの頃の自分はおそらく全てにおいて、当事者じゃないからこその冷酷さがあって、単純に言えば「子供」だったんだと思うけど、小説だって文章が読めるだけの子供、そうなんだけど。その冷酷さは自分の中では信頼できる客観性のように感じていた。
「子供」だからと社会と関わらなくて良い心地よさ、社会の外野でいられてることを感じていた。 その後、社会との折り合いをつけていかなくちゃ、となるに従って色々調子を崩していったように思う。6年の時は友達にも恵まれてたし、人生でベスト3に入れていいくらい楽しい時期だったよ!
なんにしてもパンツスタイル、ジャケットネクタイが似合うように、そういう体型にならなくちゃな♡ まるまるしたおじさんもかわいいけど、しゅっとしたいです。
ことしはいい感じのモダンボーイにななりたいです。昭和四年の文学青年。さう、ぼくはアール・デコがだいすきなのです。
終わり。
性感帯ボタンです。