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にんじんとピーマン

親になっても我が子のことが
全てわかるわけではない
親になって「親」を勉強するわけでもない

毎日暮らす中で子供の性格や趣味がわかるようになるけれど
自分の子が将来どんな選択肢を選んで行くのかは
やっぱりわからない

にんじんとピーマンは
体に大切な栄養素が含まれてるから
食べた方がいいに決まってる
そこは確信あるから
みじん切りにしたり、煮込んだりして
なんとか食べさせようとする

でも
今、目の前でピアノの練習をしたがらない我が子に、強制的に練習をさせていいものなのか
確信がないから、親は悩む

我が子にはピアノは不向きで
この時間は苦しめているだけなのか
親は悩む

何がきっかけになって開花するかわからないから
いろんな習い事をさせてみて
親も子も負担が少ないものを選択していく

どんな習い事にもにんじんとピーマンはあって
せっかくお金を払って何かを身につけさせてあげようと考えるなら
苦手なものを克服する技を身につけたらいい

開花しなかったとしても
生きていく技は身につけることができるから

親にできることは一緒にその壁を乗り越えること
それについて話し合いをすること

好きなことや興味があるものは
その気持ちがにんじんとピーマンを食べる
勇気になる
だから、なるべく
好きなことをさせてあげたらいい
でも最初から全てが楽にこなせる子なんて
いないのではないかなと

にんじんやピーマンが隠れている
ハンバーグを食べて
「嫌いなもの入ってたけど食べることができたね!」と教えてあげたら、喜ぶことでしょう
(怒ることもあるかも。。)

親や講師の一工夫で
子どもに自信を持たせることができるのです

成長は専門の先生に委ねて
親は壁を乗り越える子どもの応援をしてほしい

先生ににんじんとピーマンを取り除くように
親が口出しするのは
良いアイディアではない

まず3角関係を作っていろんな角度から
成長させるために
私たちを信頼してほしい


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