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BOFXVII制作後記～三作品まとめ～

神宮要

こんにちは。神宮要です。ということでBOFXVIIに三作品でイラストを担当させて頂きましたことをまずご報告させて頂きます。制作順に追っていってみようかと思います。宜しくおねがいします。

１.BOFに参加したい

まずここからでした。というのもBMS自体はやっていたので、やはりBMSにイラスト提供してえよ俺は……という夢を捨てきれなかったのです。ちょうどBOFが始まります！　というときでしたので、私はこんなツイートをしました。

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ド直球。それでいてメンヘラ。何ということでしょう。こんな人間に食いつく人なんて……

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いたんだなァ～～～～～～～～～～！！！！！
しかもかのlitmus*さんから。litmus*さんといえば実写系で超有名だと思うのですが今回イラストを……？　という疑問を持ちつつも、超気軽に引き受けました。
それから、Nuekawaさんという方が銀髪美少女を募集しており（やはり世の中銀髪美少女なんだなと理解した）、それに応募したりしていました。結果は採用。ネギとトマトというなんとも相性の良さそうなチーム名の一員として活動することになりました。C4さんともこのあたりで会話をしてなんか怖いチーム名の一員になりました。

2.アジサイ制作

まず最初にとりかかったのはアジサイという曲でした。というのも、お声がかかったのが6/5、実際にやりとりしてデモ楽曲が投げられたのが6/10という超スピードだったからです。早すぎない？
更に歌詞をkei_iwataさんが完成させたのが7/10。早すぎない？
ということで最初にとりかかったのがアジサイでした。イメージとして、かなり具体的なものをあげられたのでスムーズに進めることが出来ました。

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それで私が投げたのがこちらのラフです。

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一発採用を頂き、まずはサムネイル用のものを作りました。

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なんかこんな感じのラフなロゴあるといいよね的なノリで書いただけのものだったのですが、litmus*さんが「レイヤー分けしたのありますか」と仰り、最終的にロゴそのものになりました。どうして……。
ところで、数枚全身イラスト描いた訳ですが、ポーズに関してlitmus*さんが以下のツイートをしておりました。

これは本当です。
傘の模様はこんな感じ、こんな感じでアジサイの花束を持って……など、litmus*さん実写のものを含めて５，６枚提示して頂きました。いつもポーズに関してはめちゃくちゃ悩むので（これは別曲で直面する悩み）、すごく有難かったです。

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7月に入り、ラフなどを描いておりました。7月といえばそう！

特命調査 慶応甲府半年で復刻されるとは思ってもいなかったですよね。私のテンションはダダ上がりです。また、連隊戦もあるとのことでウッキウキしておりました。オタクなので仕方ないです。イベントを進めながらイラストを進める、それが真のオタク力（ぢから）――。
線画を進め、着色を進め、8月になった頃、提示されていた三枚ほどのイラストは終了しました。ですが、ポーズをあと二種類ほしいとのことでしたので、それもまた二つ返事で引き受けました。このあたりで曲がかなり完成していて、聞きながら刀剣乱舞をやりつつイラストを進めるというカオスを極めたことをしており、同居人は無言で仕事をするという冷え切った関係になっていました。嘘です。
ここで例の「小指の糸を切る」大事なアイキャッチにもなるイラストのラフを作り始めました。あれは最初からあった訳じゃなかったんですよね。

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小指の糸を切る方、ということはもう一枚あったということですが、それは後ろ姿のイラストのことです。litmus*さんはすごいので、糸を別レイヤーにすることで映像効果として糸が消えていく効果を付け足してくれていて、すごく感激しました。

ここらへんで8月が過ぎるのですが、大事なことがありました。

姫鶴一文字実装です。銀髪美少女でよくない？　ダウナーだし。よくない？

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9月に入り、完成品が出来ました。勝手に差分を作りました（目パチ＆ハサミ閉じ開き）。勝手に作った差分をサビの大事なところで使ってくださっていて、本当に有難かったです。
これで後はlitmus*さんが動画を作ってくださり、アジサイが完成したという訳です。本当に有難うございました。改めて完成品を見ると、すごいなあ尊敬するなあという気持ちになります。

3.DUARRIER制作

ネギとトマトチームでの制作になります。こちらは5月あたりからやりとりを進めることになりました。曲のwipが出来ていたのが5/11あたりでした。また、6月あたりにはNuekawaさん自体がラフみたいなイラストを提示してくれていたりして助かっています。また、BGAは厨二な感じでいこう！　という感じだったので、思いつく限り厨二っぽい既存曲をみんなであげたりしていました。こういうのも大事ですよね。

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魔王と人の間に生まれた姉妹というような設定で、妹の方がちょっと姉に対してヤンデレで……というような裏設定が実はあるのですが、さて衣装をどうしようとなりました。人から隠れて生きているみたいな設定もあったので、ローブ着用というのはあったのですが、問題はローブの下です。甲冑的なのがいいのか、それとも……みたいなせめぎあいがあったのですが最終的にこんな感じになりました。

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これは姉の方ですね。姉は赤、妹は青、という色分けをすることにより、わかりやすくなるよねみたいな話があったと思います。後は私の好みでちょっと描きました。
無事に立ち絵を描け……るのかと思いきや！　そう！　要は！　構図に弱いのである！　いや普通の立ち絵は上記のものを描いたのですが、問題は魔法を使うところですね。

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なんかこんな感じ……？　とかすごい悩みはじめ、そして――
鬱になりました。ここで９月です。９月といえばそう。

千両箱とかあったんですが、そんなことをやっていることも出来ないまま時間が無為に流れていくという虚無期間が過ぎていきます。勿論、チームに問題が出ないよう、正直に今鬱（というか落ち込んでいる）ですと伝えました（報連相は大事）。私に負担をかけないよう、映像担当のたゆるさんがこちらで出来ることはやりますと仰ってくれて後光が見えました。とはいえ、やることはやる、と決めたならやるのが私なので、這ってでも毎日ペンタブに向き合うことはやっていました。いやまじで経験談なんですけど、鬱になると人間体が動かなくなるんですよ。覚えておいた方が良いです。
そうして出来たのがDUARRIERです。難産でしたがこちらもまた大事な曲となりました。

もう１チーム参加しているのですが、許可が下りればイラストに関する話をここに書こうかと思っています。それでは。

サポートとは一体なにかわかっていませんが適度に何かを書いていくと思います