いきもの

かさかさと、音がする。そのかすかな音にわたしは今日も安堵する。生きているのだ、と、当たり前のようで、そうでもないことを確認する。

ハムスターを飼っている。雪のように白い、なんとかハムスターを。
正直なところ私にとって重要なのはかわいさであって、種別ではない。だからいくらで買ったのかとか、品種がどうとか、そういうのはどうだっていい。ただペットショップにいってかわいいと思ったから引き取った、それだけだ。

生き物はいつか死ぬ。それが非常にいまは怖い。
かわいいと思えるときにかわいいと思うことにする。そうしないと、一生どこかで悔いが残る気がするので。
ところできみ(あめちゃんと呼んでいる、メスである)は、どうして自分の家を破壊するんだい?

サポートとは一体なにかわかっていませんが適度に何かを書いていくと思います