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【DQⅡ②】目指せ!LV99‼︎ ドラゴンクエストⅡ〜悪霊の神々〜編 その2 サマルトリアの王子を探して

※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。

冒険の続きをはじめましょう。

 リリザの町に到着したミヤは町の人の話を聞き、武器屋で装備を検めます。装備品は今より良いものを揃えなければ、一人旅はちょっと危険です。ミヤは、LVは上がるものの、一向に魔法を覚える気配がありません。力づくで物事を解決するタイプのミヤとしては、少しでも攻撃力、防御力を高めていきたいのです。幸い、リリザに到着するまでにぶっ飛ばして来た魔物達のおかげで、装備品を整えるだけのお金は潤沢にありました。装備を整えたミヤは、ここより北にあるサマルトリアの城を目指します。

 目的のサマルトリアは割と近くにありました。ここでサマルトリアの王子、リクと合流します。城に入りまず最初に、サマルトリアの王様兼親戚の叔父さんに挨拶していきます。サマルトリアの叔父さんもまた、ムーンブルグがハーゴンに襲われた報を受け、リク王子にもハーゴン討伐を命じたとのことでした。リク王子は勇者の泉の洞窟に向かったと言います。なんでも勇者の泉で洗礼を受けることがローレシアで冒険するものの古くからの慣わしだとか。ミヤの父親はそんなこと一言も言ってませんでしたよ。
 ともかく、ここでは合流できませんでしたが、ミヤも勇者の泉の洞窟へ向かうことにします。城の中にいたリクの妹君にも挨拶がてら顔を出すと、リクはどうやらマイペースな性格のようです。割と寄り道して歩くとのことでした。ただ、一国の姫が「のんきもん」というのはいささか言葉遣いが悪い気がしますが。
 洞窟までの道中は相変わらず魔物が群れでミヤに襲いかかりますが、装備を整えたミヤにとっては取るに足らない相手どもです。が、流石に多すぎです。リク王子はなんでも魔法が使えるとのこと。一刻も早く早く合流して協力しながら旅を進めて行きたいところです。
 サマルトリアから東、ローレシアの北側に位置する勇者の泉の洞窟には、奥深くにある泉の水が冒険者の傷ついた身体を癒してくれる、不思議な力があると言われています。泉の前にいる老人がミヤを出迎え、傷ついた身体を泉の水で癒してくれました。が、リクの姿はありません。

 老人に尋ねると、リクは一足違いでローレシアに向かってしまったとのことでした。老人に礼を言うとミヤはローレシアに向かいます。洞窟の辺りには毒攻撃をしてくる魔物がいて、体力に自信のあるミヤでも苦労します。毒消し草と薬草の手持ちが切れると一転してピンチになってしまうこの状況を早くなんとかしたい一心で、ミヤはローレシアの城へ辿り着きます。

 が。

 ここでもすれ違いです。というより、ミヤから逃げてるんじゃないでしょう?って言うくらいの勢いで影すら見えません。本当に存在してるのかすら疑問に思いましたが、さまざまな人々の証言からの足取りを辿るしかありません。仕方なくミヤはホシを追いかけてサマルトリアへ戻ります。

 が。

 ミヤの方が足が早かったようですね。最短ルート通って来たつもりですが、どこかで追い抜いたようです。ローレシアの半分近くを歩き回って、ミヤの足はもうパンパンですよ。リリザの町の宿で一旦体力を回復することにします。宿屋に着くと見慣れない旅人が休んでいました。何か新たな情報を得られるかもしれません。ミヤは話しかけると、なんとサマルトリアのリク王子ではありませんか。

 やっと捕まえましたよ。ここにくるまでどれだけ大変な思いをしたことか。ともかく、無事に合流したことで一人旅よりは負担が少なくなることでしょう。長い一人旅で魔物どもをぶちのめして来たおかげでお金も潤沢にあります。リクの装備を整えた後、ムーンブルグの王女、カナを探しに旅立ちます。

今回の冒険はここまで。

〜つづく〜

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