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よむはあめだま

まず。

これまでnoteで続けていた「〇〇なはなし」シリーズ(?)は、ちょぴっとしんどくなったのでおやすみすることにしました。
2021年に入ってから、「月に5回はnoteを更新したいなあ」と考えて、これまで以上に日常のちょっとしたことを取り上げていたんだけど、どうにも、それが自分には合ってないなあ、っていうことに気づいちゃって。

読み物でも、ノンフィクションとかエッセイとか、ちょっとしんどくて読むの辛いなあってことが多くて(どんなにしあわせはっぴーな話でも)距離をとってたんだけど、どうにも自分で書くのも無理っぽいぞ、と。

誰かの日常だったり人生だったりを切り売りされることが合わないんだろうなあ。
なんというか、だから私は物語が好きなんだなあって。安心するし楽しめるんだなあと思いました。物語って嘘のかたまりだから。


物語は嘘だからおちつくし、多分、ゆえに信頼して楽しめる。
見栄でも虚勢でもなく、嘘で象られた存在になりたいなって。
胸を張って嘘つきになりたい。
真実を溶かして、嘘に固めたい。


そう、思うようになりました。
飴玉みたいね。


自分のことで特別書きたいこともあんまりなかったから不便はないかなと思ってたんですが、ほんのちょっと、「好きな本や作家さんについて話したいなあ」って気持ちが残ってたので、その想いを託すためにあたらしい子をお迎えしたいと思います。やっぱりたぬき。アメダマといい、自分の化身のような存在にはたぬきを選びがち。なんだか自然とね。くまって名乗ってるのにね。どうぶつ占いはたぬきです。


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ぼくの図書館]と銘打って、たぬきの[よむ]くんが本にまつわるあれこれを語るゆるゆるプロジェクト(というと大仰ですが)です。(ちょっとこの画像盛ってますね。きゅるるん度)
アメダマとはご近所さん。同じ歳の叔父さんがいます。
同じたぬきなのでなんとなく同じシリーズにまとめようと思って[よむはあめだま]というタイトルもつけてみました。浮かんだ瞬間、これは何が何でも使うぞ〜!ってなったくらい好きな響き。
枕草子「春はあけぼの」と同じ感じに「よむはあめだま」と声に出すと気持ちがいいです。冬はつとめてが一番きゅんとします。


そんなわけで、しばらくnoteのあり方は少し保留したいと思います。
図書館はどんな形態でやっていこうかな、とか少し考えてることはあるけど、少しでも息がしやすいやり方を模索したいなあと思ってます。

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