見出し画像

220713

主張の過程でだれかを意図的に貶めたり傷つけたりする言動は、はたから見ればけっきょく個人的な不安をそこに押しこめているだけのように映る。そういうひとたちにとって真実になるのはほしい言葉だけなんだろう。じぶんの感情の起源をもとめそれと向きあえないひとは一生そのままだ。どこかで嘘をつき、だれかを貶め、なにかのせいにして憎しみながら生きていく。たくさんのかなしみにまじった罵詈雑言を見て、暗澹たるおもいがした。

事実だけうけとめてもかなしいし理由をもとめてもむなしい。なにかしら意味を見いだそうとうごくひとたちになみだがにじむ。意見や立場がちがってもおもいの土台はいっしょなんてことはなく、さまざまな思惑や私欲が隠されることなくあふれている。いろいろこころが追いつかない。未消化のまま日常に精一杯。眩暈。夏をすこやかにのりきりたい。It is no use crying over spilt milk.