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巷で噂のデパHに行ってきた。(2024-06-01)


参加のきっかけ

友人が興味を持って行きたいと言っていた。
自分はたまたまその日は予定が空いていた。
参加するきっかけというのは単純なものである。(フッ軽感)

デパートメントHには興味があったので行けるチャンスがあるならと下準備(情報収集)は万全にしていた。
筆者も友人もコスプレイヤーなので、仮装する前提で記述します!

イベントの紹介

場所:東京鶯谷にある「東京キネマ倶楽部」
開催日:毎月第一土曜日 24:00~29:00くらいまで
名称:デパートメントH
イベントのジャンル:キャバレー
参加資格:20歳以上で顔写真・ID付きの身分証明書が必要
 ⇒運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等
入場料:5000円、フライヤー持参で4,500円、ドレスコード3000円
服装:自由で何でもありです。奇抜な恰好であればドレスコードが適用されます。
飲食:持ち込みはアルコールを含め自由、会場内で販売は無し。
公式告知Web:https://ameblo.jp/department-h/
会場公式Web:http://www.kinema.jp/

ハッシュタグ

Twitterでもインスタでも似たようなもの。
過去に開催されたイベントを見る時はこういうハッシュタグを使う。

#デパチ
#デパH
#デパートメントH
#DepartmentH

参加の方法

入場方法

長時間並ぶのが嫌だったんで、24:00の開場より少し前くらいのタイミングで並びましたが、その時間で鶯谷駅の改札が見える位置まで並んでいました。セキュリティ兼列整理のスタッフの方がいらっしゃるので迷うことは無いと思います。上着を羽織って中に着こんできている人も沢山居るので待機列としては非常に分かりやすいはずです。

待機列は画像の通りです。どこまで伸びたかまではスタッフではないので把握していません。会場内の座席は指定席ではなく早いもの順なので、OPENの2時間以上前から来ている人もいるのだとか。ちなみに別行動の友人曰く、25:00に来ても長蛇の列があったとか。

行く前はキャパ~400人くらいかなーと思っていたんですけれど、実際は~1000人くらい入っていましたね。入場時の一番のボトルネックはエレベーターです。このエレベーター待ちの待機時間が非常に長く身分証確認はスムーズでした。

  1. 待機列に並ぶ

  2. エレベータ前で身分証確認をする

  3. エレベータに乗る

  4. 6階受付(ドレスコードチェック)

  5. 6階受付(支払い)

  6. 入場手続き完了

会場案内図(フロアマップ)

こういうの初参加の前に知りたかったんですけれどね、無いものは仕方ないから作りました。実際6階は半円状だろ!とか比率違うじゃん!とかゴミ箱ないじゃん!とか突っ込み所はあるでしょうけれど、アバウトな図です。

中の人が男性なので女子トイレと女子更衣室の場所はよくわかりませんでした。人の出入りの雰囲気からそうではないか?くらいのものです。あと行ってない場所は書けません。何があったんだろう?

喫煙について

5階と6階にそれぞれあるようです。分煙というものは無いです。電子タバコ含めて、灰皿の近くで吸う事というルール付けはされている模様。(会場内アナウンスより)

交流について

今回友人と2人で行ったので不特定多数の人と交流した!という感じではなく、2人で過ごしたといったといっても過言ではないでしょう。友人はこういうアンダーグラウンドなイベントについての知識耐性が全くなく情報過多で呆然としていました。

このイベントは歴史が長いので、既にお知り合い同士のグループが出来ており、その仲間内でのオフ会のような印象を受けました。
また、外国人にとっては有名なキャバレーとして観光地になっており、半分以上外国人なのでは?っていうくらい沢山来てました。
ソロ参加らしき人もそこそこ居て、各々自由に過ごしているのかと思います。

補足ですが、交流するならステージから離れた所で行った方が良いです。ステージの傍は音量が爆音(90デシベル以上でアップルウォッチに頻繁に怒られが発生したw)なので、ステージ付近ではまともに雑談できません。

コスプレ(仮装)について

ドレスコードとは

どこまでがドレスコードとして満たしているかという基準値は分からない。こればかりは受付の人の判断次第なので割愛します。

最低限のルールとしては、性器を他人に見せない事。女性及び女装している方は乳首を他人に見せないこと。くらいかな?(演者は除く。乳首の規定はあるかどうかは実際知らない、暗黙の了解かもしれないが分からない。)

ここでは会場内で具体的にどのような恰好をしている人が多いかというのをご紹介します。画像は割愛します。

・バニーガール(逆バニーガール含む)
・サキュバス衣装
・派手めなランジェリー、ボディーハーネス
・メイド服
・学生服、セーラー服
・ナース衣装
・ラバー衣装
・エナメル衣装
・競泳水着、スクール水着
・ボディコン衣装
・ハロウィンの時のような仮装
・軍服、ミリタリーコスプレ
・LED装飾
・キャラコスプレ
・男性に限ってほぼ全裸(パンイチ)

こんな感じ。コスプレ界隈に所属(?)していると、コスホリやフェチフェス等でよく着られている衣装というのが多く、見慣れた風景でした。

コスプレのイベントとは異なる点がひとつ。ここでは自由で何でもありというルールの元運営されているので、女装をしていてもノーメイクの方というのが大勢いらっしゃいました。個人的にはそれもいいんじゃない?って思っているので気にしていませんが、そういう癖の方でも参加できる寛容なイベントです。

外国人観光客はどのような恰好をしているかというと、
・クラブで踊るような恰好(露出多め)
・筋肉を自慢するような恰好
・半袖、ハーフパンツ(会場内は非常に暑い)
といった方が多かったです。

混雑が酷すぎるので、仮装するしないに関わらず、会場内で出来る限り荷物を少なくして行動することをオススメします。(座席を複数人で確保している方はまた別の運用が可能なのでしょうけれどもそれは置いておいて)

クロークについて

荷物を床に置いてはいけない。というルールがあります。司会進行役の方が演目の間に度々アナウンスしている注事事項です。荷物を極力減らすか、クロークを使った方がいいかもしれません。

ロッカーはありますが数に限りがあり、大きさはライブ会場にある小物入れのようなとても小さいやつです。正確に計測した訳ではないですが、高さ20cm幅30cm奥行き40cmくらいのものです。料金は500円です。(500円玉オンリーで返却無)

手荷物預かり所としてロッカーの横に有人のクロークがあります。ここもスペース次第なので有限ですが、ビニール袋1枚渡されてその中に入れて管理されるタイプのものです。料金は500円です。(自由に取り出し可能なものではないです)※傘や小さいスーツケースを預けている人もいました。

更衣室について

男性更衣室の情報しか分かりません!と先に記述しておきます。
広さは約6畳分の広さです。カーテンで左右を仕切られていましたが、実際の運用はそこを2人で使うというよりも大勢で着替えるといったイメージです。このイベントの参加人数を考慮すると小さいスーツケースを広げた状態で6人同時に着替えられるかな?といった広さです。

開場直後であるなら更衣室は空いていました。中に着こんで来場し、更衣室でパパっと脱いで手荷物にしまう運用がよさそうです。

撮影について(参加者)

参加者同士の撮影は各自許可を取ってのやり取りをしてください。
とのことです。

イベントに参加している参加者に向けての撮影に機材制限やストロボ制限はありませんが、超混雑しているイベントなのでそこらへんを考慮すると、デジイチにおける照明機材は、クリップオンストロボか、手持ちLEDライトくらいが限度でしょう。

三脚付きのソフトボックスを持って可愛い子を野良撮影しに行くーというようなイベントではないです。混雑時の大型機材はトラブルの原因になるかと思います。(そんな人は居なかったが)

かなり暗い会場なのでスマホ自撮りには小さなLEDライトがあった方が良さげです。(意外と所持率が低い)

閑話休憩 ~うちの自撮りとか~

Q.初参加でこんな格好するの?
A.はい。今更です(笑)

会場内で全身撮れなかったので、別の日に改めて撮影しました。
こーいうお尻がえっちな地雷系バニーガールの恰好で参加していました。
(髪は地毛です)

ステージについて

2024年6月の内容

毎回開催するたびに演者は異なるということらしい。演目のスケジュールの紹介が会場内である訳ではなく、事前にウェブサイト見ておいてくださいという方針らしい。オープニング後は司会進行の方が次の演目の案内をしてくれます。

演目が開始される前のオープニングでは、ドラァグクイーンの月次ショーがあるようです。今月(6月)は、ジューンブライドということで、真っ白で派手めな花嫁に扮したドラァグクイーンのステージパフォーマンスがありました。

ドラァグクイーンの皆様

今回は、演者のオリジナル楽曲によるライブ、フレイディマーキュリーのリップシンクパフォーマンス、ドラァグクイーンのショー、怪獣の着ぐるみによる昭和歌謡曲のライブ(歌わないが歌っているように演出する)、尼さんの恰好をした方のキャットファイト(最終的にはおっぱいモロ出)、ステージ上でサンバカーニバル、でした。

情念さん
フレイディさん
ブイヤベースさん
SAYURI with タルタルギーニャスさん

撮影について(ステージ)

ステージ上は撮影自由だそうです。
上記写真はiphone15promaxで撮影しました。

以下苦言なのでスルーしていただいて大丈夫です。
常識的に考えて、ステージに向けてストロボ発光させて写真を撮るのは演者の事を思うのなら止めておいた方がいいです。(それなりの光量を広範囲にステージに向けて照射しなくてはならないので、データとしてはほぼ無駄だとは思います。)「禁止」と明示はされていませんが、オススメはしませんし、それをしている人というのは多くは無いです。思いやりのあるイベントであってほしいです。(カルチャーショックを受けました。)

物販について

ステージで物販の存在を言われて初めて気が付くくらい存在感が無かった。当初スタッフ席かと思ってました。どの演者が出しているのか、いつからいつまで設置しているのか、何を売っているのか、その辺が全く分からないので利用していません。

次回も参加したいか?

今回参加するにあたって完徹をしたくなかったため、徒歩15分圏内にビジネスホテルを確保し、そこで仮眠を取った。寝るためだけのためのホテルとはいえ、人権を得るためにそこそこの金額(1人1万5000円くらい)がかかったのでそう何度もというような感じではない。

終電で行って始発で帰る」こういう事が出来る人はいいかもしれないが、ドレスコード(比較的派手な衣装)を満たしたうえでとなるとそれも難しい。ランジェリーを着こんで上着を羽織って参加するくらいならそれでもいいだろう。フェチ衣装を着こんで上着を羽織ってまでいくとどうしても更衣室代わりのホテルが欲しくなるというもの。この辺は妥協点をどこに置くかという個人の差だと思う。

近所にラブホ街があるとはいえですね、深夜に自由に外出が可能か否かまで考慮していくと選択肢は限られてくる。うちはそういった拠点を構えてからの参加で抜かりなくといった計画を立て友人と参加したので、次回も同じようなことをするとなるとちょっと大変。

演者のステージはどの方も素晴らしかったし、刺激的だったけれども、それはそれこれはこれ。毎月参加する体力はありません。記念に1回見てみるというのは刺激的で良い体験だとは思います。

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