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「おっさんずラブ-リターンズ-」を見る前に、確認して考えたこと

帰ってきてくれてありがとう、「おっさんずラブ」!!


「おっさんずラブ=in the sky=」視聴時のことを教訓に、「おっさんずラブ-リターンズ-」を見る前に、先ずは公式ホームページでドラマの趣旨を確認しました。

5年の時を経て、『おっさんずラブ』が奇跡の帰還! 待望の続編放送が決定!!
ー中略ー
2018年に放送された“初代おっさんずラブ”の続編をお届けすることになりました。

ピュア過ぎるおっさんたちの《伝説の愛》、みんなが見たかったその後を描く期待作
ー中略ー
あれから5年。多様性が叫ばれるようになった現在では、男同士の恋愛という当時珍しいと受け取られた設定も、当たり前の時代に。けれど、おっさんずラブが真摯に描き続けてきた、“人を好きになるとは…どういうこと?”というテーマは永遠! 初めて人を愛する気持ちを知った春田、はるたんの想いを汲んで背中を押す道を選んだ黒澤、そしてついに春田と結ばれた牧――5年経った今、コロナを乗り越えて、あの3人はどんな日々を送っているのか…? 『おっさんずラブ-リターンズ-』では、みんなが見たかった愛すべき“3人の今”を描き出します。

金曜ナイトドラマ おっさんずラブ-リターンズ-公式ホームページ イントロダクションより

“神様、家族になるとは一体どういうことでしょうか――?”
アラフォーはるたんが挑む、《爆笑胸きゅんホームドラマ》が、ついに開幕!

金曜ナイトドラマ おっさんずラブ-リターンズ-公式ホームページ ストーリー第1話 より

-リターンズ-は、

  • 2018年連ドラ版(劇場版も含む)の続編である

  • “人を好きになるとは…どういうこと?”は永遠のテーマ

  • 春田たちもコロナ禍を経験している → 我々が生きている日本(世界)が舞台のフィクション

  • ”家族になるとは一体どういうことか?”が今作のテーマ

であることを把握。


私だけではなく、みんな思ったであろう-リターンズ-の謎

”日本のラブ”ってなんだろう?

このことも頭に置いて見ていきます。


視聴前に公式ホームページの相関図を見るもの恒例行事ですが、
ある人物の紹介文で頭を抱えてしまった。
武川政宗(50)である。

武川政宗(50)/眞島秀和
「天空不動産」東京第二営業所の部長。主任から部長に昇進するも、過去の黒澤の存在感が強すぎて、「部長」と呼んでもらえない。コンプライアンスとハラスメントには人一倍口うるさい。嫉妬からゴミ箱を蹴るのは卒業した。
相変わらず恋活に精を出しているものの、なかなかうまくいかず、完全に恋愛迷子。SNSに病んだつぶやきを投稿している。さらに、恋活アプリで詐欺にひっかかり、果ては恋愛リアリティーショーに出演することになるも、レッドカーペットでダダスベリし、最初のカクテルパーティーでも爪痕を残せず即脱落。結婚する気は皆無だが今後の人生に漠然とした不安はあり、牧のことを「最高の元カレ」と再認識する。

金曜ナイトドラマ おっさんずラブ-リターンズ-公式ホームページ 相関図・キャストより

デジャブが過ぎる(笑)。
視聴中、マサムネに対し突っ込んだり思ったりしたことは、大体自分にブーメランとしてグサグサ刺さっていくことを、この時の私はまだ知らなかったのだ。


日経エンタテイメント!2024年3月号の「スタッフの証言から深掘りする おっさんずラブ-大解剖」にて、
貴島彩理プロデューサーが、「おっさんずラブ-リターンズ-」を「前作を超える新シリーズではなく、『おっさんずラブ』の全作を抱きしめる最新作にしたい」と考え制作されたことを知って、すべての作品が大好きな私はとってもうれしかったです。
素敵過ぎる、ありがとうございます!


諸事情により、-リターンズ-を視聴し始めたのは2月に入ってからでした。
1話、2話まで見て、
「春田ってこんなに幼かったっけ?」
「部長ってこんなに乙女だっけ?」
「武川さんってこんなにアホだったっけ?」
となったのです。
というのも、2018年連ドラ版を最後に見たのは数年前。その後、私は=in the sky=を挟んでいるため、シンプルに話の内容を忘れていたり、キャラクター設定が=in the sky=とごっちゃになっていたからです。
それに気づき、そこから過去の全シリーズを総復習したので、さらに乗り遅れる事態に。なんとかバレンタインウエディングには間に合いました(汗)。
見直して、春田も、部長も、武川さんも、前からあんな感じだったことを思い出しました(笑)。
ドラマ放送開始前に、たくさん再放送や配信をしてくださっていたのはこのためだったのかと猛省。
忘却力を舐めてた・・・!


改めて、2018年連ドラ版、劇場版を見直したのですが、最高オブ最高!
そして、私の作品の捉え方、感じ方が以前と変わっていたのも面白かったです。

2019年の私が感じていた以上に、春田は牧のことが大好きだということを再認識。自覚していなかっただけで、ずいぶん前から牧のことが好きだった。そして、牧にプロポーズしてからは、その好きの矢印は全然ぶれてない。
お互いの夢を尊重し、愛することを誓い合ったあの2人の続きを、今見ることができる。
このことが、どれだけ贅沢なことか。
生きててよかった・・・!!


と、いうような感じで「おっさんずラブ-リターンズ-」がどのような作品なのかを確認し、第1話を改めて視聴し始めたのでした。

〜 第1話感想に続く 〜


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