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1.私と「おっさんずラブとの出会い」〜単発・2018年連ドラ・劇場版

みなさん、はじめまして。
私はおむぎ。はるたんと同い年、独身女性の会社員だよ。

おっさんずラブ-リターンズ-の放送が終了し、早1ヶ月。4月20日から開催されるおっさんずラブ-リターンズ-展の開催目的の一つが「(展覧会を堪能して)あなたのおっさんずラブを完結させる」ことになっているので、私にとって「おっさんずラブ」とはどんな存在なのか、確認と記録をかねて感想を綴っていこうと思います。
もしお時間ございましたら、ご一読いただけるとうれしいです。
※リターンズ展に向けてちょっぱやで書いてるので、簡易的なもので恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


私とおっさんずラブ(OL)の出会い

2018年12月末、CSで一挙放送を行うことをたまたま知り、「そういえばすごく話題になっていたな」と視聴を開始し、そのままOL沼へドボン。なにこれ、超絶面白いんですけどーーー!

おっさんずラブ(2016年単発版)の感想

すっごく面白かった!
正直にいうと、はじめはあまり見る気がしなかった。
腐女子ゆえの天邪鬼な気持ちで、わざわざドラマでBL(ボーイズラブ)をやらなくてもよくないか?と。しかし、おっさんずラブは私が想像していたものと全く違った。
BLといえばBLなんだろうけど、そんなジャンル分けを超えた「人が人を好きになるということ」を誠実にリアルに描いた作品だった!
笑いあり切なさあり、そして最後はこれから二人はどうなっていくのかなと想像の余地も残してくださって、もうすっごく面白かった!
だからこそ「2018年連ドラ版はハセじゃないのか~。私、見れるかな〜?」と思った。
でも私はチョロい腐女子。
「作品が面白ければ2018年連ドラ版も楽しめるやろ。」と素早い思考の切り替えで、続けて2018年連ドラ版を視聴し始めた。

おっさんずラブ(2018年連ドラ版)の感想 

いやー……、ほんとに最高。
こんなに誰かの幸せを願って泣いたドラマは久々だった。リアタイしていなかったことがこんなに悔しいとは。
2016年単発版同様、「人が人を好きになるということ」を誠実に描いていて、尚且つLGBTQをフラットに一切茶化すことなく自然に当たり前に描いていることも素敵だった。
人を好きだって思う気持ちにいろんなしがらみは関係ないよねって、作品を見て心から思えた。
そして、相手を思いやる心、相手に自分の気持ちを伝える勇気、それをきちんと実行することの大切さ。当たり前かもしれないけれど、実際に行動することは意外と難しい。でも、一歩踏み出す勇気があれば自分を変えていけるってことも教えてもらった気がした。
あと、登場人物みんなが一途で一生懸命で、そんな姿からたくさんの元気をもらった。最高!

私のお気に入り〜ストーリー編〜

私も林遣都さん演じる牧凌太に心奪われた民の一人だ。
だから6話、春田とちずが抱き合っているのを見てしまった時の牧の表情が、切なすぎて大号泣だった。
何度見てもあの場面で胸が締め付けられて泣く。
林さんのインタビュー記事を読んで、役をひとつひとつ大切にし、嘘がない演技とキャラクターにしていく姿がとても素敵だと思った。林さんを通して役者の方は本当にすごいと思った。
余談だが、なぜか私はこの視聴していた日に献血の予約を入れていた。6話を見終わったときにちょうど予約の時間となり、リアタイ時の魔の1週間を擬似体験した。
民のみんな、約6週間よく生きていられたね。
私、数時間でも耐えられなかったんだけど(笑)

私のお気に入り〜その他〜

  • とにかくドラマのテンポがいい

  • 全7話は確かに短いが、だからこそ一切の無駄なし。ドラマは普段あまり見ないのだけれど、OLはテンポ良く進むから前のめりで見ることができた!

  • Blu-rayの特典映像を見て思ったのは、役者がすごいのはもちろんのこと、そのすごい演技を逃すことなく撮影し、素晴らしいタイミング、テンポで編集しドラマにする監督、スタッフの皆さんも本当に素晴らしい!ということ。全てのスタッフ、キャストが一丸となって作られた奇跡の作品だと思った。

  • おっさんずラブの美術も好き。特に春田の実家が大好き。自分の実家のような安心感と臨場感と謎の背徳感が大変よき。

  • 貴島彩理プロデューサーと脚本家・徳尾浩司さんの作品作りに対する姿勢に感動!

  • ドラマ本編と同じくらい感動したのが、公式ブックの貴島彩理プロデューサーと脚本家・徳尾浩司さんの対談。ドラマのコンセプトや舞台の設定、配役、演出などその全て意味に意味があること、ストーリーを緻密かつ丁寧に愛情を持って作られていることを知ってすごく感動した。この土台があったから、私はドラマの隅々に宿る魂を享受して感動していたんだなと思った。

劇場版の感想

公開前は、「少なくとも3回は観に行こう!」と思っていた。
というのも1回だけではそのすべてを理解できると到底思えなかったから。(いろんな大切なことがぎゅうぎゅうに詰め込まれているから)
その読みは正しく、1回目の視聴は「わーーー何かいっぱいある!」と思っているうちに終わってしまった。
結局、もう一度見に行くことは叶わず劇場版はこの1回のみ。ストーリーの読み解きの続きは後々発売されるであろうBlu-ray Boxで行おうと決めた。
あまりに早すぎる映画の展開の中でも、蝶子さんの葛藤や春田と牧の絆が揺るぎないものになったことは心に残った。

その後の私

ドラマや映画を楽しむかたわら、私の根っこは腐女子。
キャラ萌え、カプ萌えも当然しており、牧凌太推しの春牧推しだった。
自分では物語を創造できないので、Pixivにいらっしゃる神々の作品を読み漁ってはキャッキャしていた。
 
こんな風にOLをいろんな方向から楽しんでいた2019年9月27日に、突如衝撃が走る。
いわゆる927事変(2019年9月27日にOL続編の発表。舞台は空、キャストは田中圭さん、吉田鋼太郎さん以外フルチェンジ)である。

そのときの私の様子についても綴りたいと思う。
 
〜続く〜


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