ライオンのおやつを読みました


こんばんは
久しぶりに雨が降っています。

小川糸さんのライオンのおやつを読んでから、心が穏やかというか、自然とか日々の生活とか、一つ一つに意味があって大事にしようという気持ちになります

癌で余命をうけた33歳女性の主人公は、ある瀬戸内の島のホスピスで残りの人生を過ごすことにします。
ずっと人に気を遣って我慢してきた彼女は、島の美しさや、美味しい食べ物、さまざまな出会いがあり、素直に生きるようになります。

毎週日曜には、住人がリクエストしたおやつ、
朝ごはんは、毎朝味の違うお粥、
住人がたまに淹れてくれるコーヒー。

ごはんのおいしさや、主人公の気持ちがすごく分かりやすく書かれていて、読み進めていくと、わたしも明日のご飯はなんだろう、何が起こるんだろうと、わくわくして、あっという間に読み終わりました

ホスピスでは、ルールは一切ないので自由に、思った通りに好きに生きていいのです。
それは、簡単なようで難しいことだと思います。
普通は、相手のこと、将来のこと、いろんなことを考えて、行動しなければいけません、思った通りになんて、なかなかできません。

でも、どっちも大事だなと思いました。
ときに、自分だけのことを考えて、好きなように決めていい大事な瞬間もあり、そのときを、ちゃんと判別できるようにしようと思いました。

それができる訓練も然り、しようと思います

だんだん弱っていく姿が書かれていますが、死ぬことがいい意味で怖くなくなり、
ありきたりで恥ずかしいけど、しばらくは、日々の感謝を忘れずに、生きていけそうです

★★★★★★★

おわり!


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