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第二回

おはつです。蕎麦と申します。
もしかすると本文をお読みの方の中にはわたしをすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、黙りなさい。会の名前も改まったことですし、収まりがいいので初めましてにしておきましょう。
い   い   で   す   ね  ?
よろしい初めまして。

詩歌の話はもちろん大好きなのでいずれさせてもらうんですが、今週中ならわたしが何本note書いてもいいとのことでね。せっかくだから世間話に付き合ってください。

突然ですが皆さんは、血に貴賤はあると思いますか?あると思ったそこの方、中世に帰られませ。あなたの居場所は現代にはありません。
いえ、貴賤とかあってたまるかって話ですが、珍しい血というのはあるんですよね。Rhマイナスと呼ばれるそうで、遺伝学上の細かい定義はわかりませんが、要は希少なので献血に行くと喜ばれます。O型の場合2000人に3人くらいなんだとか。とまぁ、近い身内にその稀血が一人いまして。あ、健康上の問題はまるでありませんのでご心配なく。むくつけき成人男性です。
何の話かってえと、わたしも先日学内のブースで献血デビューしたんですね。喘息の服薬だったりなんだったりで中々血をブチ撒ける機会に恵まれませんで、ようやっとです、ようやっと。長かった。
で、身内が稀血なもんだからわたしも実はそうなんじゃないか、とひそかに期待していたわけでして。そうだったらこれはアレだぞ、日赤さんのほうから3ヶ月毎に「あなたの血をくださいヨイショ!」と熱烈なコールが届くわけで、その度に「あれよかったら飲んでもらって」「これおまけ差し上げますんで」とチヤホヤしてもらって、まぁ何はなくともチョットうれしいだろうがと。身内が自慢するものだからそういうね、淡い期待のほどをご理解いただければ。シュレーディンガーの稀血です。

まあケツから言いますと、あケツってのは結論のケツです、痔は関係ありません。わたしの血は別段珍しいこともまるでない、ふっつうのO型でしたとも。いやあしかしね、ソシャゲでいうと星1、トレカでいうとコモンのわたくしめのようなありふれた血に対しても、日赤さんの対応のまぁすばらしいこと!対応は万事において迅速丁寧、注射の手際も見事で(え刺さってる?)とガン見すること数回、ポカリとカフェオレ2本くれたし、おまけでレトルトカレーもつけてくれたし(スパイス効いててなかなかの味でした。スーパーに並んでたらまた買いますね)、骨髄バンクのドナー登録したらハリボーグミもらえました。あれ買うと高っかいんですよね。も~至れり尽くせりで。
ええと、はい、何が言いたいかというと日本赤十字さま、ありがとうございました。あと血に貴賤はありません。そもそも献血来てくれるだけで需要ありますからねマジで。より厳密に言うならすべての血は尊い。だからお前ら、血を寄越せ!!!!!!!!!!!!



追記 4/29
さすがに怒られそうだったので、いま考えた短歌1首をもって茶を濁します。

きみによる最大限の束縛は血圧を測るくらいのつよさ
(蕎麦)

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