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覚悟としての結婚

失敗ばかりしてきた。大切な人を傷つけてばかりだった。
過去を思い出すとき、楽しかった思い出も苦しくなる。傷つけたのは私であるはずなのに、私も痛い。
ぐるぐると自責ばかりしていた。でも、自分を痛めつけるだけの自責じゃ、なにも生まれない。
過去はどう足掻いても過去で、変えることはできない。楽しかったことは楽しかったこととして、失敗は失敗として受け入れる。自分が気持ちよくなるための自責ではなく、学んだことを今の目の前の人、大切な人に還元する。そのための、覚悟としての結婚という形。
生き急ぐ方法しか知らないし、感情は日々移ろっていくし、自分のことを自分が一番信用できない。けれど足りないところをぜんぶぜんぶ受け入れて、明日が少しでも良くなるように懸命に生きていく。それが私ができる、世界に対する大きな愛だと思う。

軽蔑せずに真剣に話を聴いてくれる人たち、ありがとうございます。

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