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#1 運は創るもの 似鳥昭雄 #読書感想文

似鳥 昭雄(にとり あきお、1944年3月5日 )は、日本の実業家。株式会社ニトリの創業者で同社および持株会社である株式会社ニトリホールディングス代表取締役会長。

ニトリの社長はいつもニコニコしている。学生の頃は勉強の出来が良くなく劣等生として扱われた。それでも夢と希望を持って精進された。読んでいて励まされた。私は夢に向かって行動する事の大切さ、それを成就させるためのしつこさを学んだ。そしていつも笑顔でいることも。

・人は「運が悪い」と考えがちだ。確かに運も大きい。
私自身、ここまでニトリを成長させることができたのは80%が運だと思っている。だがそれは、偶然の産物ではない。「運は、それまでの人間付き合い、失敗や挫折、リスクが大きい事業への挑戦など、深くて、長く、厳しい、経験から醸成される」というものである。

仕事をしていると立派な経営者程 ”運がよかったからでしょう” という。おそらくそれは、惜しみない努力を続けてきたからこその言葉なのだろう。人事を尽くして天命を待つ。私も、毎日毎日瞬間瞬間を一生懸命に生きようと思う。基準は自分が納得していれば良いと思う。クオリティーの質が大切だと思う時もあれば、続けることの大切さにフォーカスする時もある。物事を習慣として継続させることはメンタルの強化にも繋がる、どんな時も心を乱さずいつも通りいつもの事を行う。乱れている内面から平常心へ導くきっかけにもなる。そしてそれが目標に達した時、運が良かったから続けられたんだろうという心持ちでいられたら幸せだ。

・短所を直さず、長所を伸ばせ。

最近は子供のいい所を探そうと心掛けています。そしてそれを見つけたら声に出して本人に話しかける。その時不思議に気付いたことがある。子供は笑顔で反応して、やる気や自己肯定感を育む。そしてそれを発した自分自身でさえも笑顔になって、気分が高揚していることに。

・ロマンとビジョン。そして同時に大切なのは「愛嬌と度胸」だと思う。本人の性格にも由来するが、相手を楽しませるサービス精神は、忘れてはならない。
困難な状況の時ほどリーダーにはユーモアが必要だ。とにかく自分で楽しみ周りを盛り上げる。

頭でもわかっている、何を行動するかも理解している。でもうまく行かない時がある。そういった状況を脱する時のユーモアは秀逸だ。笑顔がこぼれ心が軽くなる。新たな選択肢が見え、よしもうちょっとやってみるかと思う。不思議なものだ。その感覚は何があっても、持ち続けたいものだ。

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