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#1 人生の扉をひらく「万能の鍵」 ラルフ・ウォルドー・トライン #読書感想文

ラルフ・ウォルドー・トライン(1866年10月26日-1958年11月8日)は、アメリカの哲学者、著述家、教育者。 イリノイ州・マウントモリス。 ニューソート(聖書を別の立場から解釈したキリスト教の新思想・潮流)に関する著書を多く発表したことで知られる人物。
・すべての豊かさは、あなたの内にある。

全ては自分自身の中にある。そしたら行動するのに何も気にしなくても良い。そう、どうせ誰も見てないし。人間はすぐ他人のやっていることなど忘れる。これは自由を内包している言葉だ。人に迷惑がかかることがなければ、もっと大胆に振る舞おう。命を発散させよう。

・宇宙の中心にある偉大な事実。それは、すべての背後には「無限の生命との力のスピリット」が働いていてすべてを動かし、すべてを通じて、すべてのなかに現れているということである。

梵我一如。アニミズム。昔は全然思わなかったけれど、最近は自分自身は宇宙の一員なんだなと感じる。そして宇宙と一体だと思ったら寂寥感は無くなる。

・思考は活力ある生きた力、宇宙で最も活力があって精妙で抵抗しがたい力である。

思考の範囲は自分で想定できるので、ある意味無限大に広げられる。その振り幅を持って人生を生きて行けるかが鍵になる。

・見えないものは「原因」であり、見えるものは「結果」なのだ。見えないものは永遠で、見えるものは移ろい、変化する。「言葉のパワー」という言葉は科学的な事実を指している。

言い得て妙だなと感じる。普段の生活では結果に目が行きがちだけど、もうちょと穿った見方をするように心がけて原因を探ろう!楽しみだ。新たな発見がある気がする。私自身シンプルに人生を歩みたいので、そのヒントになるかなと期待している。大切なものをいつも目の届く所で感じたいから。

・思考は力であり、自分に似たものをつくるし、似たものどうしが引き合う。だから自分の考えを律するという事は、人生を決めることにほかならない。

頭の中の事をどのように表現するのか?というもの大切なのかなと思う。文章なのか絵なのかスポーツでかそれは人それぞれで分からないが、無意識に文章を書いて後で見直すとあれ、俺こんな事考えていたんだとか、結構良い事書いてんじゃんとか新しい発見がある。だから、脳みその中を何かをして表現しておく事が重要じゃないかなと思う。

・現実とは心がつくり上げた結晶。
暗い気分に支配された人々は暗い事柄を引き寄せる。いつまでもくよくよと元気がない人は何をしても成功せず、誰かの荷物になって暮らす。希望と自信を抱いている明るい人は成功の要素を引き寄せる。

悪いことは重なるけど、そういうこともあるのかなと思う。何かを惹きつけてしまっている。まあ、でもそんな時は、こんなもんで済んでラッキーだったかなと思う。

・いつも希望と自信と勇気を持ち、目標を決め、目的をめざし続ける精神は、その目的にかなう要素や力を自然に引き寄せる。

目標を持って何の迷い人は強い。ただ一方で恐ろしい。それは良い事にも悪い事も成就させる力があるから。だから、一旦よく目標を考えてから行動した方が良い。実行してしまうと中々目標を変える事ができないから。

・憎しみによって生きる者は、憎しみによって死ぬ。剣によって生きるものは、剣によって死ぬ。悪い考えはすべて、抜いた人に向けられた剣のようなものだ。

ストレス発散の為に、人の悪口を言う。その時は開放感がある。少し経つと心の中にモヤモヤっとしたものが残る。次第にそれが大きくなり、重くのしかかる。他人は全く関係ない、ただ自分が蒔いた種によって。自分が喋る言葉は注意が必要だ。

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