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#4 人生の扉をひらく「万能の鍵」 ラルフ・ウォルドー・トライン #読書感想文

ラルフ・ウォルドー・トライン(1866年10月26日-1958年11月8日)は、アメリカの哲学者、著述家、教育者。 イリノイ州・マウントモリス。 ニューソート(聖書を別の立場から解釈したキリスト教の新思想・潮流)に関する著書を多く発表したことで知られる人物。
・忘れてはならないのは、相手を助ければ必ず自分も救われるということである。

でもそう思うと、本末転倒になる。では逆になぜ相手を助けるのだろう?相手とは誰のことだろう?自分の体調は関係あるのか?したたかに助けているのか?無意識に助けているのか?無意識だと思っているだけなのか?本当は何かを意識しているのだろうか?自分に良かれだと思っても相手にとっては迷惑ではないだろうか?考えれば考えるほど分からなくなる。もしかしたらそんなこと考えても無駄かもしれない。自分の子供と同じ年齢の子が川で溺れている。無意識に川に飛び込むだろう。老人だったらどうするのか?自分より若い年齢だけど知り合いだったらどうするのか?相手を助けるにしても色々な要素が綯い交ぜになる。やっぱり今考えても分から無い。ということは考えるだけ無駄かもしれない。

・「自分自身に忠実であれ」という言葉ほど重要な教えはないし、これほど意味の深い教えもない。いい換えれば、自分自身の魂に忠実であれということだ。なぜならば、あなたの魂を通じて神の声が語りかけるからである。
わたしたちが直感の声にだけ従っていれば、その声はだんだんと明確になり、わかりやすくなり、絶対に間違いのない道しるべになるだろう。
自分の魂の声、より高い自分自身の声に耳を澄まし、その声に従うということである。

人間は脳で熱いと感じる前に、手を引っ込めるという話を聞いたことがある。では色々と考えることは無駄なのか?でも毎日の習慣が脳に刷り込まれそれが潜在意識として蓄積され、それが反射的に現れることはあるらしい。ということは日頃から良い経験をすることが重要になる。

・眠っているあいだ、休んでいるのは身体だけで、心と魂は活動しているから、眠るときある方向に向けられた心はその方向に向かって進み続け、目覚めたときにその活動の成果を意識のなかに持ち込む。だからこそ、どんな思いを抱いて眠りに落ちるかについては、よほど気をつけなくてはならない。

これも潜在意識に近いような話だと思うし、このての話はよく聞く。確かに嫌なことを考えて眠りにつくと、あまり気分が冴え無い。一方で良いことを考えて床に入ると私の場合だが身体ともに高揚する。目が覚めた時に充実感がある。不思議なものだ。でも毎日お酒を飲んで寝るので何も考えていない時が圧倒的に多い。酔っ払っているので意識できて無いだけかもしれ無いが。心がけよう、良い思いを浮かべながらベットに入ることを。

・心を安らかにし、直観力を研ぎ澄ます。

心が歪んでいる人は、やはり空気感が違う。言葉では表せ無いが何かまとっているものがあるのだろう。心を安らかにする為にどのよう生きていけば良いのか考えることは、結構建設的だと思う。今考えてもしょうがないことは考える必要がない。未来でも過去でもなく今だけを考える。

・自分の願いを口に出すことを恐れてはいけない。

自分の夢に水を与え、栄養を与えることは大切だ。


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