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1通の手紙から始まった活動 - 水質問題に立ち向かうキッズ!

みなさん、こんにちは!SelanのYukiです。

「世界を変えたキッズ」シリーズ、今回は、マリ・コペニーさんをご紹介します!

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大統領への手紙がきっかけで注目を浴びる

明日飲む水に困ったことはありますか?コペニーさんは、ミシガン州のフリントという都市出身で、この街は長らく水質問題に悩まされていました。

彼女がオバマ大統領にこの問題の深刻さについてお手紙を送ったところ、オバマ大統領がフリント市を訪れるきっかけとなったのです。この視察によってオバマ大統領はフリント市への1億ドルの救済措置を承認しました。

彼女は、環境レイシズムをめぐる対話に大きな影響を与え、多くの人々の苦難を代弁したともい言えるでしょう。

環境レイシズム:環境汚染の原因となるモノが、社会的・民族的な少数派(マイノリティ)の人々の住む地に集中しやすいことを批判するための言葉 (出典:https://ideasforgood.jp/glossary/environmental-racism/)

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水質問題に対する意識向上だけでなく地域にも還元

コペニーさんは「March For Science」で2度、フリントの水危機が自分のコミュニティに与えた影響について講演しています。

また、Flint Kids projectsを通して約60万ドルの寄付金を集め、学用品が詰まった17,000個以上のバックパックの配布、何千個ものおもちゃを集めた毎年のクリスマスイベント、イースターバスケット、映画上映会など、地域の子どもたちを中心にしたさまざまなイベントを開催しています。また、25万ドル以上の募金を集め、100万本以上のペットボトルの水も配りました。

コペニーさんは今までに Teen VogueThe Washington Postなど様々なメディアに取り上げられてきました。彼女の活動についてはこちらのWEBサイトをチェックしてみてください。

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コペニーさんのように、セランキッズも身の回りの小さなことにもアンテナを張り、一歩踏み出してみましょう!

次回のキッズもお楽しみに!

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