2020年8月の読書から

最近読んだ本の感想を一言で。

活動しながら、事業や社会についての認識を深化させて、事業を発展させていく様子に元気をもらった。

「アフォーダンス」、ネット上の記事では分からないことが多く、全体像が分かる本を、と思って読んでみたら、分かりやすい本でした。光に様々な情報が含まれている。

皮膚は、触覚だけでなく、視覚も聴覚もあるという。人間だけが体毛をなくし皮膚を外界にさらしたが、皮膚という優れた感覚器から大量の情報収集をしたことがホモ・サピエンス躍進のポイントかもしれない。

ウイルスは世界の生命と共生してきた。ウイルスを広い視点で解説。

世界はどんどん変わっていく。自分の認識が古くなっていないか、常にデータをアップデートしよう。先進国vs発展途上国という枠組みはもう使えないことが印象的。

デカルト以来の人間中心の哲学に対して、梅原猛氏が、日本の「草木国土悉皆成仏」という自然中心の哲学を提起。自分の哲学をしよう。

マネー資本主義の社会、生きるために一定以上のお金が必要。だから不安が付きない。しかし、裏山から木を拾って火をおこし、野菜を育てて近所の人々と物々交換してつながる、山が日々生み出す無料の「資源」を活用できるようになると生活にあまりお金がかからなくなるから、安心して生活できる。

大きい夢を掲げ、同志をとともに、世界を変える旅に出よう。

自国民が搾取され続けたという虚偽のストーリーを広げる人々は、人々の「自由」な精神をないがしろにし、社会を全体主義に導いている、という著者の危機感が印象深かった。

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