孤独と老いというものについて思われる
ニンゲンは老いてゆき、そして二度と若いころに戻ることはない。肉体も脳が司る精神というものも。脳そのものが老い衰えるのだ。その結果が死というものである。
去年、40半ばにして独り身となってしまった。相手がまだ存命で子どもがいたなら、一縷の望みというのもあるのだが、どちらもないので、この現世においては困ったことになっている。
こうなると、ではどう孤独とともに生きていくかということになってくる。他のヒトを見つけてという選択肢もあるのだが、過度な期待みたいなものはしないよう